この世界に、 自分がいない事に気付いた。 私は誰? 私は何? 左手首に刃があたる。 流れた血は存在のしるし?違うよ。 本当は、 カッターを握る手を握って、 刃を向けられた手首を握って、 「もう、いいよ。」って言ってもらいたいんだ。 それが、 存在のしるしなんだ。 存在してもいいっていう理由なんだ。
[前頁] [wbsの部屋] [次頁]