詩人:泣く | [投票][編集] |
今どこにいる??
悲しみで出来た風船のど真ん中
苦しいよ 息ができない
助けを呼ぶ声だって塞がれる
悲しみの怖さは計り知れない
心臓の音でかき消されそうな声を君はキャッチした
僕の方に手を延ばしたって 風船が邪魔で君が見えない
君は優しさと言う針で悲しみのバルーンを破壊してった
友情という手で僕の右手を掴んだ
つれてってくれ
次は喜びの風船のど真ん中へ
喜びで苦しくなるなら
息ができなくてもいいよ
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見慣れた風景
聞きなれた声
当たり前の時間があれば
それ以上望まない
懐かしいアルバムを見て
一枚めくるたんびに年を戻した
星は今日も元気に光って
1日の終わりを表してる
同時にォレ等の別れの日も@ミリずつ重なってくんだね
明日もし隕石がおちてきても
ォレは絶対お前の手を放さない
放しても友情が繋いでるさ
このよの何よりも強い親友っていう絆でね
年くって顔がくしゃくしゃになる前に
写真で若かった頃をたくさん残そ
刻むんだ
一秒一秒を
僕等はいつか昨日を忘れる
そんな日々の繰り返しでも
絶対忘れないし変わらないよ
友情だけは
絶対にね
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今日もやっと帰れる
朝は快晴だった
雲一つない星と月が上で手をつないでる
人通りの少ない駅のホーム
あるのは疲れた顔をした僕と
くしゃくしゃ顔の紙くず
ベンチには煙草いりの缶コーヒー
変わらない景色にお礼を言おう
今日も生きててよかったと
ポケットの煙草を一本取り出し火をつける
一回目は風で火がつかない
二回目は火花がとびちっただけ
三回目で煙草に火がついた
思いどうりにいかないんだ
ライターの火のように
あれ?さっきまで星と月は仲良く手つないでたのにな
月が離れてく
こんな光景も幸せの一つ
家にかえって
奥さんの飯か風呂かの質問を楽しみに
一歩をかみしめ
家につく
今日も生きててよかった
君の顔を見るとその言葉がね
体中に溢れるんだ
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好きなタイプを聞いた
バカじゃないって頭をたたかれて
君のいじょうな力に僕は笑いがこらえれなかった
少し沈黙が続いて
君が口を開く
さっきの話の続き
強くてカッコイい人って君は言った
後ろからやりで胸を刺された気分
あなたに何回涙をみせただろ
何回カッコ悪いとこみせただろ
僕の暗い顔をさっちして君は
けど大切な人は守ってあげたいって
普通それ男のセリフだろって言ったら
うるさいって頭をたたかれて
君のいじょうな力に僕は笑いがこらえれなかった
本当は君の優しさもまじった笑いだったけど
口に出したら殴られそうで
だまって笑顔にしてた
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こんな時間に何のよう??
沈黙を電話のベルが切り裂いた
退屈な時間がドンドン流れてく
退屈な時間ですら
幸せな時間にするあなたの魔法にとりつかれた
眠気は忘れた
自分から電話かけてきたのに
君は眠たいとか呟くんだ
怒りたくなるけど
言葉になってくれない
君の声の前では
どんな兵器だって無力なんだって
電話を切った後でも頭の中で会話を続けた
思考回路が君で汚染されてる
キレイな声に
ため息一つ
ベルが鳴ってほしいと 白い吐息に載せて
君に送る