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放射能]の部屋  〜 投稿順表示 〜


[361] モノマニア
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暗闇の授業
化けの皮を被った皇帝
口に手を入れ
ゲロ吐く芸を披露し
生肉を調達
不快指数マイナス
真っ赤な唇が美味
眼球集め子供心に称賛
尻尾が見える
酔生夢死の魔族が
金髪の天使
教科書共々食す時
錆が急激に猛威を奮う
特定不可能異なる正解
奇笑飛空 魍魎の墓場
モルヒネで意識は朦朧
俺の思考はフリークス
スープをハシで飲むぞ
意味不明 理解不能
そんな日は魔界伯爵
気持ちわりぃって
言われてる
いつもは正常のフリ
とつぜん俺語になる
謎の変死を遂げる
変質的なまでの憎悪
もうすぐ
サタン様が来るぞ
ヒトんちの前で大騒ぎ
古代の秘法で呪い殺す
姥捨て山直行
間違いなしの老婆
フル回転する悪辣
偏執狂完成間近
フェティシズム大解剖
天地長久天然危険物
イカレ具合のみ進行中
激ヒネ熾烈を極め
倒錯的官能的
進化するゲロリズム
衆人環視UFOが来た
屋上コスモポリタン
御前様と言えと強要
熱帯夜極寒地獄
極端な温度錯誤
猟奇的知能の遅れ
嫌わないで全人類

2004/05/12 (Wed)

[362] アスピリン
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錆びた鉄柵に
頬摺りする
おもむろに舌を
噛み切り奇声ラッシュ
精神の扉を開けた
食事は錠剤だった
意識だけは空を飛ぶ
解放されたい一心で

お前だけが味方だよ
って俺を抱きしめると
土から生えた
足が止まり
追い抜け追い越せ
気持ちだけは
やがて
誰もいなくなると
泣きじゃくっていた
子供に翼が見える

もうダメだ
俺にとっては
生きている事が逃げ
お前達が
ベランダから外を
見ている時
ひとり教室に残って
入院患者にコンニチハ

これでいいのか?
って聞くな!
どうか
地獄に往けますように

人命ではなく
人生でつぐなえ!

おかしいって言うから
おかしくなったのに
責められて生かされて
死ねと罵られて何度も

2004/05/12 (Wed)

[363] 虎馬
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自慢じゃない息子
らしかった
そんな部分は
ひとつもないってさ
人に誇る為に
この世に落とされて‥
生まれてごめんなさい
生まれてごめんなさい
後で文句を
言うくらいなら
作らなきゃ
よかったんだよ

僕は雑種なんだってさ
お前以外は
みんな血統書付きだぞ
あぁ…
はるかなる劣等
この日本の島国で
ごめんなさい
ごめんなさい
もう2度としません
生まれて来ませんから
ごめんなさい
ごめんなさい
生まれてごめんなさい
今すぐ死にますから

2004/05/12 (Wed)

[364] 季節の唄(春編)
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チョウチョ
町長
菜の葉にとまれ
女に飽いたら
お金にとまれ
楽から落へ
ヨダレは落ちる
町長
校長
甘味にとまれ♪

2004/05/14 (Fri)

[365] ぱいぱい
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ぼくの胸は
もういっぱい
君がいっぱい
君のおっぱい
愛してくれるから
ちょっとした
すれ違いでも
段違い平行棒でも
大きな出来事でも
小さなデマカセでも
ラジカセ壊れても
他の人に恋われても
君はいっぱい
いっぱい愛して
くれるのさ
僕は溺れそうで
いっぱいいっぱい

2004/05/14 (Fri)

[366] 限定1名様にハマるブルーな恋
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学校の帰り道
あの娘が前を歩いてた
ただ
それが嬉しいだけの
唄さ

歴史の授業中
2つ斜め前のあの娘の
ブラ透けを凝視した
ただ
それで
ニヤリとするだけの
夏さ

休日にあの娘の家を
さがしまわって
表札を見て
満足して帰った
ただただ
それっぽっちの恋さ

理科室にあった
骸骨を使って
あの娘を
驚かそうとした
ただ
素直になれない
いじめたいだけの
恋さ
きっと恋さ

2004/05/14 (Fri)

[367] 夢みるタイプ
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白馬の王女様を
待っています
結婚する準備も
後は
貴女が
来てくれさえすれば

保険金とか
遺産とか
あたたかくない
でも
とりあえず受取人は
僕にしておいて

贅沢は言いません
美人がいいとか
スタイル抜群とか
色っぽいとか
料理上手とか
床上手とか
趣味が合うとか
できればでいい事を
書いてみただけ

2004/05/14 (Fri)

[368] 13歳
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夜中に
おしっこに行くのが
こわいとき
このままここで
済ませようかなと葛藤
でも
そのあまい誘惑に
負けたことないんだ
すごいだろ?

2004/05/14 (Fri)

[369] ホメ殺す詩人
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OK!
それでいいんだぜ
出来不出来ではなく
伝えようとする
心じゃないか!
それが詩なんだよ
難しい言葉や
技術や表現にばかり
拘るお前に上等だ!

内容云々よりも
そこにいる人
思考経路よりも
誇るべき詩人
あぁ
俺は何という…

「禁句に当てはまると
 言いやがる
 それにおびえて
 暮らしてんのかよ?
 禁忌キッズに
 なっちまったぜ」

卒業だの引退だの
きれいにするな
居続ける事に乾杯だ!
去った時点で
心のない詩人
お前に重要な言はない

2004/05/17 (Mon)

[370] 君を創作ス
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彼女に変な虫が
つかないよう
机の中に
シリカゲルを置く
君は不思議な顔する
僕のほんの気持ちだよ
おまじないだよ
だから捨てないで
いたずらじゃないよ
君が好きだから
吐く息とても熱いから
プールの女神になれる
校舎の影に
呼び出したのは7月
夏休みには
付き合う宿題をしよう
照りつける太陽
妄想‥夢のまた夢だ
ぜったい約束だよ
僕の好きに
湿気なんかないよ
浮気なんかないよ
ピンクに変わったら
取り替えなきゃ‥って
ブルーなまま
彼女は透き通ったまま
一緒にブラブラしたら
2人でラブラブしよう
校庭の隅の
鉄棒にもたれて
待ってるから
ゆっくり一緒に帰ろう
夏服が眩しい
彼女の水着を連想
祭りの浴衣も連想
とどまる事なく
突っ走る青春
10代のサマーデイズ
今度こそ言うよ
未来もわからない今
今は君に夢中だよ
それだけは
ハッキリしてるよ
夕日が眩しい
君が反射して
2倍眩しい
読めるけど
書けない漢字のように
狂おしくもなる
突っ走る青春
健全なサマーデイズ

2004/05/17 (Mon)
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