詩人:放射能] | [投票][編集] |
やあやあ
すまないないつも
俺が来るまでの前座
ここの視聴率‥
いや…視取率?は
俺の登場と共に
最高をゲットする
だまれ
カン違い系って言うな
ミスチルの歌の
君が好き♪
が
キムが好き♪
に
聞こえるのは
俺が変テコだから
…じゃないんだ!
詩税徴収
さぁ払え!
ほら払え!
俺がいるから
ここがある
金だけが裏切らない
金で人は裏切るし
買収もできる
おら払え!
スピッツの歌の
明日
君がいなきゃ困る♪
が
明日
君がいなきゃオマル♪
に
聞こえても
俺は
それほどおかしくない
…よな?
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トイレの禁煙を守らず
火を点けるライター
作動するは探知機
俺はコンコンチキ
ベルがなる
それにもめげず
落書 ドア破壊 放水
うるせぇ!
この腕の傷跡は
ためらい‥
なんかじゃないんだぜ
狭い空間で起きた
壮大な自暴自棄
裏へ行く
俺の芸術はゴミタメ
ある日
雨音がニワトリの
鳴き声に聞こえる時
そこは風林花壇
隠し部屋で滅したいぜ
静かになって
看取られずに
禁止事項を作る奴らを
殴り殺したいぜ
身体と精神の置き場
死体ワールド
別々の俺がいる
可哀相とは思うなよ
今は下積みの時代
不幸を
先取りしてるだけだ
情緒は変動
薄暗く薄汚い
住み慣れた裏道で
殺そう
明日おれとオレと俺を
俺は大器晩成だと
頑なに信じてた
今ある現実を認めず
外れたボタン止めず
時間が戻らぬと
知っておきながら
後悔だらけの
人生は意外と…楽しいいつからか
ちょうどいい具合に
良くもなく悪くもない
それで満足してた
いつの日か
持て囃され天狗になり
成功と言うものが
味気なく感じる日は
今の俺だと思う
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OH Y子
離れ離れで3年か
もう会わないと
決めた故に
せめて偶然を願うのは
はかない未練か
お前も同等の淋しさを
感じているのか
OH 陽子
血縁がない事なんて
気にしなくて
いいんだよ
そんな束縛もなしに
いられる兄妹
俺達が選んだのは
そんな関係
目に映るものすべてを
信用しないで
お互いの
心と心の指切り
それが今は首切り
約束におぼれないでと
言い合ったのに
OH Y子
誓いは無効に
なってしまったのか?
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9月だというのに
苦月になりそうな予感
もう決定事項に
されているような‥
ボンクラは
学校に来てやがるし
ウチの猫が朝
離れてくれないで
困ったし
本当に尻上がりに
調子を下げてるよ
事情により
ちょい休んでいたら
死亡説が
ささやかれて…
‥いないし!
本当にもう
期待を裏切る人達だよ
暑い!
皮も脱ぎたい気分だぜ
肉は食ってさ
涼しいだろうなぁ
俺の骨は美しいぜ
見た事はないが
珊瑚礁に匹敵する筈
俺の携帯は
持ち主同様おかしい
‥って
大きなお世話だ!
いきなり
機能停止だと?
いい度胸だ
まるで俺の未来を
暗示しているようだ
‥って
ケンカうってんのか!
ハァ
携帯相手に
漫才やってもな
こんな芸
披露したくないしな
人口1名
いつ数えても1名
四捨五入しても
居るのは俺だけだ…
未来の歴史を
紐解きたい
創るのは俺だ
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遊びみたいに
消費されてゆく恋愛
次こそは本命だと
言い訳するの何回目?
それでも
求める事をやめられず
離れられず
忘れられず
呼ばれりゃ
飛んで行きたいわ
第10回心理合戦
裏の裏の裏をかくの
そのまた裏を
かかれてる
愛しい貴方はスゴ腕
背後から操り人形
糸は赤い‥?
歴戦の強者も
敗北の歴史に彩られ
愛される自信があれば
優越感と共に
焦らずにアタック
できるのにな‥
踏んだり蹴ったりの
オチコボレ
やさしくされたら
ついて行く
たかが飴玉で
誘拐されるタイプ
変人じゃなくて
恋人が欲しい
願いはせつなく
響きわたるけれど
神様に無下に
断られてると思う
ウルルウルルな
あたしの不況
この世の春
スポットライトで
どうか照らして
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俺が今ここで
ガンである事を
明かしたら
すぐに見捨てて
移りゆくだろう
余命いくばくもない
木の葉を数え
みんな笑うのだろう?
嫌な人ばかり
見てきたから
嫌な人になりきれない
お手本となって
俺を導いてくれたのか
まさに有難迷惑
こんな己に
殺意すら感じる
適当に流して
うまく生きていくコツ
立ち回る彼ら彼女らに
世の中の不公平を見た
絶妙なタイミングで
切り捨ててゆかれる人
要領の悪さが光る
そこかしこに
泣き虫は存在していて
ミノ虫のように
外界から閉ざされ
自然に心も身体も痛い
経験としてならば
まだ先はあるのだが
性格としてならば
一生このまま
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僕を誘拐しても
身の代金には
応じてくれない
そうさ
だって炎の独りぼっち
心配さえも
してくれない
冷たいね明るいね
試練だね
僕を殺害しても
後始末に
困るだけなのさ
そうさ
だって櫓な独りぼっち
捜索さえも
してくれない
虚しいね苦しいね
詭弁だね
僕が失恋しても
ざまーみろと
けなされるだけさ
そうさ
だって氷な独りぼっち
慰めさえも
してくれない
貧しいね可笑しいね
野蛮だね
卑屈だね
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変わってしまったと
泣きながら
訴える君の前で
思い出を
忘れた訳じゃない
揺れる灯に…
付き合い始めた頃の
楽しい幻を見て
あした会えるのが
ワクドキだった
君の顔を直視するのも
恥ずかしかった
ためらいは新鮮を
優しさは思いやりを
出会った時から
面影は今も
愛情を覚えたまま
待っているのが
別れだとしても
かけがえのない人
夜が明けるまで
ついててあげる
冷やかす酔っ払い
千鳥足でゲロを吐く
僕達の歩んだ道も
同じなのかもね
無口な君
反応もない
腹が鳴ったけれど
見慣れた笑顔は
僕自身が
消してしまった
2人乗りの
キップを買って
予定調和の
まだ見ぬ明日へと
沈み始めてく僕達は
まるで
タイタニック号
避けられない障害を
越える事など‥
今の僕達は
井の中の蛙だけれど
大航海で
揉まれてくるよ
待っていてくれと
言える自信は
何処にも
見当たらなかった
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この世に生を受けし
罪も罪とて
原罪か贖罪か
今宵も
人事不省に陥りし
蒼こうの都の片隅で
何を思うや
虐げられてきた故に
復讐心先に立つ
何処ぞの
名も知らぬ客人に
望み託すは己を裏切る
眼下
極み
桜吹雪に泣いていた
美しいやら
悔しいやらと