詩人:放射能] | [投票][編集] |
この世で
生きる意味など
未だに意味を求める
アホがいる
なんのためにか
わからないとして
桜の木を探し始める
そこに埋まるには
どうしたものかと
死後の秘密を謎解く
僕は明るく死ねるのに
高熱にうなされたり
片目を塞いで
繁華街をウロついたり
なにはなくとも
なにもなくとも
よーいドンの合図で
死んでみようか
これも遊びアレも遊び
真剣に取り組むのが
ただこれと言う
結果の要素だった
交わる人はない
弱音はとりあえず
留め置いておく
しかし
積み重なる重さに
それ故の泣き言さえも
どうぞ
ひとりで苦しむために
僕は降ってわく
ウジになる
観衆1億3千万人
理解者は0
友人も恋人も話相手も
もはや
惰性で生きるのか
しかし
死ぬ勇気もない
臆病者と罵られる
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綱渡りは失敗
平行感覚を失う
手に入れたのは
冷たい夜と頑丈な自閉
喋らなくていい
声帯を壊してもいい
誰も知らないのは
誰も気づかないって事
自分のカラの中に
ひとり暮らし中
水滴が光る
外灯に照らされて
僕にも可能性があるよ
とは誰も言わないけど
食卓に並ぶのは
インスタント食ばかり
僕の血肉までお手軽で
温めれば
食べられるだろうよ
思いもよらない奴が
犯人なんだよ
だからこその無差別
その心理が
いま僕を支配している
人の手の温もりは
知らないよ
右と左をつないでみた
ひとりぼっちの友達だ
ひとりぼっちの恋人だ
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14年で
もう満足しちゃった
心残りはないよ
底の浅い世の中で
なにを楽しめって?
眉もシカメ疲れたよ
飽きたからで
死んでもいいよ
自殺でも
他殺でもいいや
希望はむなしいだけだ
競いながら皆
先に行っちまったよ
なぜ果てしなく
終わらぬカケッコを?
リタイアしてもいい
とは誰も言わない
優れているとすれば
煩悩だろう?
秀でているとすれば
強欲だろう?
僕にもオニギリを
分けてくれよ
△が作れないでいる
△が作れないでいる
△が作れないでいる
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お金が欲しくて
故郷を出た
いつか有名になって
帰ってくるよ
さらば人脈 老いた町
小汚い病院で
臨終したくはない
ワラブキ屋根に
赤とんぼはもういない
都会人は宇宙人
僕の周りでも事件は
起こると知った
密集した生活感の
責めぎ合いの中
ゆとり無く
奪い合う人達
信じられぬ関係で
ここで
勝ち続けなきゃ
残る道は
あのボロ家さ
芽が出ないと
焦るもの
思えばいつも
おだやかだったあの頃
虫カゴを
ぶら下げながら
帰り道を歩いた
いつか
クワガタ博士に
なるんだと
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女の体温を
感じるつもりはない
軟弱な精神イラズ
僕は欲を遮断するよ
<欲しがりません
死ぬまでは>
人間である事に
逆らって逆らって
生きてやる
根性みせるの僕だけか
成長するにつれ
簡単に意見を
ひるがえしていく
大人になったと
だけど僕には
断念とか逃げとか
そういう風にしか
映らなかったよ
いいとこ取り狙い
貧乏クジ
引かないように
ニヤニヤしながら
気味悪い人一丁上がり
順調に生きる奴なんか
大嫌いなんだ
コツコツと勉強したり
貯金したり
そんな奴に寒気が
するんだよ
恋愛=エロにしたのは
だーれ?
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反省だけなら
サルでもできる
でも
サルのは
ポーズだけじゃん
だまされんなよ
先生は溜め息をつく
手におえない
生徒としての立場
家庭環境は劣悪なれど
言い包められた事なし
学制服が怖いんだ
コレが僕を
消してるに違いない
机も頭の中も
カラッポになっちった
新鮮なものは
なくなった
日に日に
感情が消えてくよ
使い減りするんだろう
冗談さ
笑ってくれ
人生が道だとしたら
行っても戻っても地獄
グズグズしてたいんだ
人と会う為の義務に
言葉なんか
いらないだろう
死にたいのは本心か
消えたいの間違いか
殺したい奴は多過ぎる
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機嫌が悪くても学校に
そこでは入り口で
まず透明人間になる
授業中は指されない
視線も刺さらない
暗黙の了解も
僕は了解してないのに
味方と言う人種は
死に絶えたんだ
そう学んだものさ
天国と地獄の真ん中に
今はないんだ
住んでる世界は
同じなのに
誰かが地獄を見る
他人の不幸と
知らん顔するのが常識
差し出される
手もなければ
救われる人もいない
死刑にしてくれよ
生ける死人に
するくらいなら
それが
親切と言うものさ
それすらも否定?
下校時刻は過ぎたのに
僕は自然と一体化
現象として
存在できてますか
気づかない内に
死んでたりして
そんな冗談は笑えない
家に帰ればひとり
大量に余りある酸素は
僕が吸って吐くだけ
実際どうなんだろ
僕だけで窒息してる
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風の噂で聞きました
天に召されたと
招待状は本人にしか
見えないと言う
死神様ぁん!
放射能一生のお願い
死者リストから
当分ハズして〜ん!
肉まんオゴるからさ
ランダムに殺さないで
いけないと
知りつつ手を出す悪事
誰か見てますか?
目撃者を消そうと
スリルをもう1度と
積み重ねるは石
死神様ぁん!
黒マントの骸骨よ
その鎌を
振り下ろすのはやめて
プロ野球カード
欲しさのポテチも
ちゃんと
食べるようにするから
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法の番人は
強制するために
法すらも冒せるのだ
ノーヘルの
カップルが原付で暴走
その後ろから
覆面パトが
怒鳴りながら車線逆走
その中で
一番迷惑なのは?
疑問に思ったよ
俺は証人になろう
俺は逮捕したかった
驚いた事柄と正解を…
職務質問は犯罪者扱い
現行犯ならともかく
任意の筈なのに
強制される常
高圧的な言動
協力したくないよ
やましい事がないなら
構わないだろうと
調べて何もなくても
詫びのひとつもない
あまりにも
殺人が頻発してるから
なんも
感じなくなってる
もっと死ね
さらに死ね
エンヤコラ♪
なんやコラ!
それを楽しみに生きる
奴もいるんだろう
一歩逸れれば
ソレは俺だったかも
しれないぜ
お前でも
おかしくはないさ
傍観してるだけの奴に
正義は
あっちゃならないさ
人を殺す
可能性のない者など
いないのに
サメを必要以上に
こわがって退治する
だから俺が
殺戮を繰り返しても
文句は
言えないだろう?
危険を感じる
…と言うだけさ