詩人:放射能] | [投票][編集] |
ひとつの失敗を
おそれるためでなく
多くの失敗を
称賛する声さえあれば
僕だけでなく
みんな上向きに
生きていけるんだろう
君がうける
どんな痛みも
僕は
たえられそうにない
何がって
痛みじゃなくて
君がうける事が!
‥だよ
詩人:放射能] | [投票][編集] |
湾岸戦争の砲撃を観て
きれいだと
微笑んだ母の中で
衝撃映像を
娯楽映画と同じに
してほしくない声は
産声にかき消された
思えば少年時代
貧しさに手をひかれて
万引きで親から
関心を盗もうとした
こんな
生まれ付きの犯罪者に
誰がした?
気づいたけれど
気づかないフリをする
そんな技術を
身に付けていく
備えたのは
後向きな行為
誇れない事の達人
寒いと言えば
あたためてくれる
そんな存在が
感じられないでいる
世間に顔向けできない
行為を次から次へと
大きな声では
言えそうもない身分
黒い革ジャンに
先の尖ったブーツが
見た目以上に
異常を訴えてるから
近づく人は去っていく
回れ右!回れ右!
口に出さない号令に
忠実な人達を恨んだ
湾岸戦争の砲撃を観て
きれいだと
微笑んだ母の中で
衝撃映像を
娯楽映画と同じに
してほしくない声は
産声にかき消された
産声にかき消された
産声にかき消された
詩人:放射能] | [投票][編集] |
僕なんかの汚い手で
さわれないよ
自己嫌悪する日を送る
悲しみの代表者さ
もう
諦めた方が
いいのかな?
それとも
可能性は
あるのかな?
ないのかな?
そんな時に思う
天使と農民が
むすばれるのかと
着飾って
キレイにさせる事も
約束できないよ
売れない人生を
ひたすら歩む僕だから
所詮は3流の僕だから
詩人:放射能] | [投票][編集] |
黒い空が故郷
頭上には監視カメラ
カーテンは夜の色
病んだ人達よ
この指と〜まれ!
今日も殺戮ってくるよ
引きとめる彼女も
彼氏もいない
あぁ‥見捨てられし
勘当されし
いよいよ逮捕されし
狩りの途中で
ふと思い出す 甦る
万引きの味
暴力の甘味 絶頂
今さら味など
しないのであるが
God is
deadのテーマ中
あのね
殺戮ってな〜に?
あぁ‥
人殺しと呼ばれて
人でなしと呼ばれて
楽園行きと乗車したが
実は地獄経由殺戮行き
人のあたたかみなど
感じた事のない若造さ
いつだって
殴った俺より
殴られた奴の方が
さぞ痛かったろうよ
なぜひれ伏すんだろう
疑問は消えない
なぜなら
殺戮する側の人なのさ
広大な荒れ地に
死体が行儀よく並ぶ
俺と見る幻想に
君は正気でいられるか
詩人:放射能] | [投票][編集] |
オリンピックって
戦争に近いよな
スポーツで
済めばいいけどさ
国と国とで争うのは
もう終わって
いいんじゃないのか?
メダルを取るのは
個人だぜ
いい気になって
喜んでる奴らが
マジでわからねぇよ
自国を
持ち上げたくはない
なにが日本だよ
手拍子なんか
してんじゃねぇよ
軍国主義の思想は
こんな所にも根強く
国民も知らぬ間に
生命をかけるスポーツ本当に進化のない
生き物だよな
大事な事は
なにひとつ学ばないで
自分が何に
助太刀しているか
すべてが丸く
納得できる思想で
金メダルを
取ろうじゃないか!
詩人:放射能] | [投票][編集] |
私は飛び降りる
14年間分の知識だけ
学生鞄に詰め込んで
連れていくのさ
死角の世界
勉学の虫となって
死人の母となって
創世史 転落死
抱きかかえたるは
我が子 我が愛娘
死出の旅路に
なるものを遺せし
船は幾らで渡れるや
本願成就
死して悔い無き復讐鬼
いま見れば
今宵の月はさても尊し
詩人:放射能] | [投票][編集] |
コロス!
コロ死テやっからよ
殺意のボルテージ
爛々と急上昇
ソノ顔
必ず引きつらせて
やっからよ
なんで
擦り寄ったんだろ
なんで
身をまかせたんだろ
その
お返しがコレ?
ぼくが見えないように
ちっちゃく
なろうとしたんだ
消えてしまいたかった
やめて‥やめて‥と
何度も何度も
聞こえなかったの?
圧倒的な力が
ぼくをバラバラにした
特に人間相手なんかな
とっくに
愛想つかしてんだよ
たった数か月の生涯は
強制的に終了
こわかった
いたかった
このままでは
川に流されるあの仔が
あんまり
かわいそうだから
神様が
手を差しのべたんだ
近くで生まれた仔猫に
あの仔は生まれ変わり
今度こそは
幸せが
約束された一生で
あたたかい腕の中で
そして
あの‥あの画像が
フラッシュバックする
それを
目のあたりにした
俺と言う存在が
やりきれなくて
犯人を許せなくて
泣きすぎたけど
泣き足りなくて
命乞いは
声だけじゃないんだ
人間の
言葉は話せないけど
ありがとうって
言っていた
まだルールは知らない
その直後に
人間に対する
評価を下げたよ
下げたよ
下げたよ
なんという
思い上がりだ!
無傷だと?無傷だと?
お前がか?
俺が殺してやっからよ
引き裂いてやっからよ
自分が味わっても
いないのに
なぜ痛くないと
言える?
君がもし
口をしめられて
悲鳴をあげたら
やめるからと
僕が身体を
刺し続け切り続けたら
悪い事したいなら
自殺しなよ
この直後に
人間に対する評価を
著しく下げたよ
下げたよ
下げたよ
詩人:放射能] | [投票][編集] |
サンタさんは
僕の所には
来てくれないのかな?
プレゼント欲しいよ
明日には
靴下がいっぱいに
ふくらんでますように
メリーさんの
クリスマス
ケーキ食べようね
雪が降るんだよね
あの子なにしてるかなソリの音が聞こえる
足音が聞こえる
忘れた頃にやってきて
僕の夢は
サンタになる事
毎年全員に配るんだ
白と赤のコート
白ヒゲをたくわえた
赤頬の太ったおじさん
僕達のアイドル
怪盗サンタクロース
疑いと悪い心を
盗みにやってくるのさ
きっとウチに入るのに
困るだろうと
今夜限定の僕が作った
ダンボールの煙突
さぁやってきた
今年も
耳済ますクリスマスを
くりかえすのさメリー