| 詩人：放射能Ⅹ | ［投票］［編集］ |
透き通ったあの娘は
今にも
消えてしまいそうで
いつもいつも
忘れられてしまうのを
こわがってるのさ
最後に出した手紙を
僕が読む時
あの娘はもういない
病魔の進んだ手術中
祈っている時
あの娘はもういない
突然
抱きついてきて
僕の前で
「こわい」と本音を
もらした日があった
ふるえ疲れたあの娘を
追いつめないで
泣き疲れたあの娘は
また泣いていた
あの娘の幻影を
触ろうと
手を伸ばした時
いきなり
消えてしまうのさ
夢の中で楽しそうに
笑っていたのに
暗くなった途端
あの娘の
声が聞こえない
あの娘は
いつもいつも
忘れられてしまうのを
こわがっていたよ
ふるえ疲れたあの娘を
追いつめないで
泣き疲れたあの娘は
また泣いてたんだ
突然
抱きついてきて
僕の前で
「こわい」と本音を
もらしてたよ
「こわい」と本音を
もらしてたのに
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どうしたらよいか
知ってる
諦めるのが普通でも
この気持ちは
普通にされたくない
君はまだ誰かを
好きになった事がない
しつこさに免じて
僕が本気だと
わかってもらえたら
それは進歩で
君は自分のトゲに
気がついてない
それでも
嫌える筈もないけどね
何度も玉砕してんのに
大好きだぁ！
みっともないって
思われても
そんな事
気になんないくらい
好きなんだぁ！
長期戦だね
ひとつひとつ
知ってもらえば
警戒の結びも
解けてくるもの
後は恋愛の神頼み
君に手痛い拒否を
食らう事はない
断り方で悩む様な人
誰かをキズつけて
それ以上に
苦しむ君が好き
| 詩人：放射能Ⅹ | ［投票］［編集］ |
アイツラから
セーラー服を引いたら
なんも長所はない
ダイコンだよ ママ！
ぼくはマザコン！
むかしゼネコン
新聞に載っていた
意味はわからないけど
気にするなって
ママは言う
今もわからないけど
大丈夫だよね ママ？
今夜合コン
無理矢理さそわれた
心配御無用だよ
自己紹介が終わったら
すぐに帰るよ ママ！
ぼくはマザコン
ＯＨ！
Ｍｏｔｈｅｒ Ｇｏ！
ＯＨ！
Ｍｏｔｈｅｒ Ｇｏ！
ＯＨ！
Ｍｏｔｈｅｒ Ｇｏ！
ＯＨ！
Ｍｏｔｈｅｒ Ｇｏ！
| 詩人：放射能Ⅹ | ［投票］［編集］ |
サンタさんの
資格試験って
何処でとれるの？
唖然とする人
その姿はきっと醜い猿
高等数学より難しい
これに答えられる事が
きっと
やさしさなんだろう
パパとママは
サンタさんから
プレゼントを
預かっただけだと
頑なに否定する
きっと
煙突がなかったから
玄関から
訪ねてきたんだね
今日だけだよ
脳内ＣＧで
騙されてあげるから
来年はよろしくね
僕は
サンタさんになりたい
| 詩人：放射能Ⅹ | ［投票］［編集］ |
かなしいから
泣くのだと
あなたは言われた
だがちがう
油断させるために
泣く奴もいて
満足させるために
泣く奴もいて
そういうフリが
うまい奴もいるのだ
感情 どこへ消えた？
私情 そこを動くな！
信用なんかできないよ
なぁ
誰も信じられないぜ
自己中心の
欲望を持って
はいまわってる
よだれ垂らして
金がもらえりゃ
何でもやっちまう
器用になったよ
あっさりと
だまされちまう
そういう被害者の
ひとりかもしれない
それとも
加害者のひとり
なのかもしれない
きずつけるのには
鈍感で
きずつけられるのには
敏感
信用なんか
もらえないよ
自分が不幸だとは
思わないけれど
こんな
世の中に生まれた僕は
不幸だったのかしら
| 詩人：放射能Ⅹ | ［投票］［編集］ |
夜を飛ばしてた
シャボン玉の春は
君と一緒に卒業した
夢か現つか戸惑う恋
深夜時空の
打ち明けられない想い
何度も呟いた
好きだよ
ふくらませたのは僕
淡い色をつけ
たえきれないから
いま割れた
写真の君は裏切らない
けど…
僕が言うより早く
記憶を消して
そう‥強さや弱さは
跳ね返って
くるものだよ
いつも不思議な
Ｆｏｒ ｙｏｕ
僕を受け止めてみて
暗い意識が起きる前に
諦めようと
言い聞かせる前に
ゆうべの夢が
君だと誇れるように
| 詩人：放射能Ⅹ | ［投票］［編集］ |
君といられれば
それでよかったよ
けんかしても
いつも折れる準備で
いっぱいだった
強気でなんか
いられる自信は
持ち合わせがないし
僕は臆病で
いられただけさ
頭の片隅に
常備してたのは
『別れ』
君に取って変わる
存在などないものを…
あるものがなくなると
物足りなく感じる
それは仕方ない
だけど
心臓がなくて
生きていけますか？
君の重さがなくては
僕は浮き上がって
他に
引きとめるものもなく
上昇し続け
窒息してしまうだろう
| 詩人：放射能Ⅹ | ［投票］［編集］ |
蝶よ 花よ
我が子が笑う
慈しむもの
なけなしの金貨
オレンジ空映える双子
ハレものに触るよに
さても可愛や
あぁ‥抱きしめられず
残った母子よ
蝶よ 花よ
我が子に願う
産声あげる
風鈴の調べ
はかない縁☆千羽鶴よ
九死に一生をと
おもい大事や
あぁ‥いのりとどかず
かがやく星よ
| 詩人：放射能Ⅹ | ［投票］［編集］ |
俺の夢が
実現しようとしてる
野望は
秘してるつもりでも
行動に出る
アメリカやロシアが
核爆弾うち込んで
広島や長崎の二の舞で
１０倍も１００倍も
市民が倒れる
世界征服のために
殺されるなんて
もし生き残ったら
誰に文句を言う？
とんでもない事を
考える奴もいるもので
この何億の命より
自分の命が大切なのだ
凶暴なトンカチが
戦場に飛び出る
ますます底無し沼に
はまっていく
馬鹿の正義が三乗
脳みその詰まった
ロボット共が
科学なんてものを
進化させたのは
地球や人の壊し方
一度でも
二度でも教えてくれよ
世界征服のために
殺されるなんて
もし生き残ったら
誰に文句を言う？
平和で自由だったら
文句はないさ
用心深い奴らが
武器を持ち歩いてる
うらまれる奴らが
防弾チョッキを着て
素敵に狙撃に備える
かたいものを
何よりかたいものを
自分の前に置く
頭のかたい科学者や
権力者を引きずり出せ
| 詩人：放射能Ⅹ | ［投票］［編集］ |
誰が見たって
きれいじゃないだろ？
あんな所に
空缶が落ちてる
かわいそうに
猫が道端で死んでるぜ
ＡＨ 何故こんな星に
生まれたのか？
どこに行っても
汚染されてるだろ？
昔なつかしい秘密基地
今は有害そうな工場地
石油がもれて
鳥が死んだ
ＡＨ 何故こんな星に
生まれたのか？
お偉い人達が
つくった世の中も
死骸はゴミだと
放置されるようじゃ
未来はくらい くらい
誰が見たって
美しくないよな？
森林破壊も
最後の砦に行き着く
足掻いたって
健康気にしたって
もう無駄な事さ
ＡＨ 何故こんな星に
生まれたのか？