詩人:放射能] | [投票][編集] |
朝起きると
執事がいない
召使いもいない
そんな生活は
もうたくさんだ
俺は金持ち街道を
歩くはずと
思っていたが
この現実は何だ
ゲームだとしても
楽しめやしねぇ
然るにまだ
目は覚めそうにない
きっと悪い夢を
見ているんだろうな
祈りに力があるのなら
何度でも願う
雑煮たべたい
エビフライたべたい
すき焼きたべたい
ハンバーグたべたい
お好み焼きたべたい
金ほしい
家ほしい
誰にも開けられない
ドアがほしい
防音にしてほしい
防弾にしてほしい
頭痛薬ほしい
金くれ
金くれ
金くれぇ〜
オレ.キトク
スグ.オクレ
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順位をつけたら
怒られるかもだけど
あの娘が
いちばん素敵だった
体操服が似合ってた
こわいけど
正直に言うと
150点だった
だって
普段が100点だから
走り幅跳びをする姿は
5割り増しに
なってしまったのさ
風が吹いて
やわらかい髪が揺れる
校庭に
美しいカモシカを見た
そんな時だけ
僕の視力は10.0
パプア
ニューギニア人も
ビックリさ
あの娘はチーター
ビッグパンダ
あの娘のカバンに
ブラブラ
ぶら下がってた
ついてる
位置が変わったのは
ギャンブルだよ
元に戻れば告白すると
考えてみれば
賭けの対象に‥
間違ってたよ
僕は伝えたかった
あの娘の動き
発する言葉
ひとつひとつを
全部ふくめ
−好きだ−と
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ノーパンで
腰を振る儀式
俺は7歳で知った
昨日は
廃ビルに連れ込み
非常階段でヤッた
手スリにつかまった
女の口をふさぎ
首を360度まわす
貧弱なのが一匹
感謝しながら
命にバイバイするだけ
毎日のニュース
真っ最中
画面の中で
突然男が女を
刺したって
面白がるだけだ
やんややんや
拍手喝采
イカレた場所から
こんにちは
I'm a ガォォ〜!
あぁ‥
死に死を加え
それでも衰えぬ
生彩を欠きモソモソと
居心地悪気に
身悶えする悪意が
グズグズする
目下半狂乱
I'm a ガォォ〜!
I'm a ガォォ〜!
クロムハーツの
特攻服でお前を隠す
二度と人目に
触れさせたくないぜ
触れるとヤケドするぜ
俺は吠える
I'm a ガォォ〜!
I'm a ガォォ〜!
I'm a ガォォ〜!
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人間とは
不思議なものでして
逢えない時には
尚更
逢いたくなりますし
ふたりいれば
けんかにもなります
そんな
どうしようもない
導きで結ばれたのです
放射能]様と私
彼のハートを射止める
矢もないくせに
もしも恋愛に
成績がつくのなら
私は到底かなわない
太刀打ちなんて
できないわ
足りないものは
だからこそ
欲しくなるんです
放射能]様と私
彼のハートを射止める
矢もないくせに
好きな人がいるの
鳴り響く運命
ジャジャジャジャ〜ン
彼から
彼女と呼ばれたくて
紹介されたくて
あんなに私の心臓を
絞め上げたのに
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夜中こわくて
オシッコに
行っけな〜い‥と言う
女性諸君!
朗報です
彼を‥彼を
呼んであげて下さい
調子にのって
個室の中にまで
ついてっちゃいますが
な〜に
そんな時には
思いっきり後頭部を
ひっぱたけば
正気にもどりますよ
彼は
あなたの魅力に
魔がさしただけです
どうか責めないで
あげて下さい
えっ?
とっても良い子の
僕の名前は
放射能]です
そして
スケベーな‥
けしからん彼の名前は
高級スプーンです
どうぞ
お見知りおきを
ハイここで
スプーン君の挨拶を
まずはどうぞ!
「今日は
僕が持っている
AVを紹介します
え〜‥
@痴漢いたずら電車
A快楽なまにく人形
B
‥‥‥‥‥‥」
不適切な発言&表現が
ありました事を
心よりお詫び致します
お口直しと
言っては何ですが
この不肖放射能]が
紳士な
女性の口説き方を
紹介しようと思います
「何もしないから
部屋に来ないか?
ホテルでもいいんだ
警戒解除して
胸に飛び込むように
遊びに来ないか?
いや何もしないから
舐め合うような
付き合い方で
癒し合わないか?
何もしないからさ
いいじゃん
減るもんじゃなし
ガタガタ言うなよ
ガタガタ震えてたら
ヤバいけど…
がたがたベッドを
揺らす分には
何も問題ないじゃん
かたく考える事
ないって!
俺は
かたくなるけどさ
なっ?
そんな警戒すんなよ
心配いらないって!
オッパイは
いるけどさ…
いや‥こっちの話
‥‥アレっ?」
ドクター大変です!
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何度でも替えがきく
恋なんてしたくないの
あなたがいなければ
人間辞めます
そして
猫に生まれ変わって
誠心誠意寄り添って
私は一生一恋
ここで会ったが百年目
もう離しはしない
‥くらいの意気込みで
ぎゅ〜〜っと
背骨
折れても知らナイヨ
もう2度と
会えないと思えばこそ
百年の恋にも
酔えるってものよ
私は年上だけれど
ハマったのが
変幻自在な蟻地獄なら
手を
差しのべてくれたのは
他ならぬ
あなただった
これはラブ?
ここからラブ?
単なるライクから
始まったけれど
来た道を引き返せない
リセットできないと
気づいたの
思うより心はもろく
あなたと離れたくない
わかってはいるのよ
いきすぎだと‥
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僕は健全な中学生
愛読書はドグラマグラ
久美ちゃんに
読ませてるんだ
キュートなお人形さん
ページめくらないから
僕がスカートと一緒に
めくってるんだ
遊びに来ないでね
アニメや
アイドルのポスターに
毎晩キスをするのは
神聖な行為
友達なんかいないのさ
学校には先公がいる
僕にカラむ予習を
してきてるに違いない
復習しないからね
態度で成績を
下げられるなら
どこまでも点数に
興味を無くしてみせる
評価なんかいらないよ
僕の心はカルパッチョ
久しぶりだね?
金田一君!
ハイテンションで
迎える朝
金の言葉が底をつき
銀の舌で嘘をつき
ハァーー
ドッコイショー!
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地震が起こって
目の前が揺れて
その時
街中がパニックに
おちてしまうのさ
壊れて崩れて
泣きながら
あの娘はパニックに
おちてしまうのさ
ただいま
危険な地球です
いつも
危険にさらされている
津波に流されて
苦労を流されて
岩に叩きつけられて
それでも
笑っていられるかい?
TVの前で
わずかな一瞬で
すべてを失って
行方不明者が最大の
不幸が始まった
もしも僕が
あの娘の立場なら
何事もなかったように
振る舞う事はできない
あの娘の
不幸を取り消せ!
あの娘の
過去を取り消せ!
あの娘の
悲しみを消してしまえ
あの娘の
なみだを取り消せ!
あの娘の
悩みを取り消せ!
あの娘の
なみだを取り消せ!
あの娘の
不幸を取り消せ!
あの娘の
過去を取り消せ!
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犯罪低年齢化
めざせ完全
実行に移すは
曇りなきプラン
息を潜め生きる習性
それは自然に学んだ物
感じないと
教師が愚痴をこぼす
笑わないと
親が相談もちかける
どちらにも云えるのは
最終的に依存してる
我儘が許される
盗んでも知らないと
天使の笑顔で云う
殺人も許されるだろう
いつまでも
己の世代の感覚のまま
進化を由としない
ノストラダムスな人
自分を護るのに
精一杯の君
許されるのは
携帯電話まで
凶器には理解がない
教科書
灰にしたと告げたら
理由きかれて
嫌いだからと答えた
今度はお前を
燃やしてやるから
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ファーストフードの
マネキンを
待ち合わせにするのは
やめようって
言ったのに
待ちきれなくて
1時間も早く来る
確実に君が向けるより
僕の方が好きが重い
そんな事はないと
君は笑う
そんな時の笑顔でも
見とれてしまうよ
量りようもないものを
まぶしく見た
手をつないで
ママゴトみたい
口には出せないけど
隙をみて離す
君はすぐに
腕をからませてきた
観覧車に乗りたいと
何の脈絡もなく
また始まったよと
君の額を指でつく
我儘と言う
秘孔を押したと
ふざけ合える
楽しけりゃ楽しい程
不安を感じ
強く抱きしめ
君の
苦しそうな顔を見て
慌ててゆるめ
僕はハッキリ言った
帰したくない
ネオンが街を奏で
煌びやかな
旋律が歓迎してる
何処へ行くともなく
言葉なく歩く僕ら
いつもの寒さは
いま忘れている
休憩と宿泊の中
何もやらしくないよと
僕は繋がり求め
君は応えるように
視界とじる
辛い時にゃ君にいつも
なぐさめられて
きつく激しく
それも
やさしさから来る物と
見抜いてたから
僕はベッドで言った
離れたくない
朝から始まる騒がしい
車のクラクションも
募金活動のカケ声も
慣れる事のない喧騒も
僕はやさしくなれるよ
君がいれば
君さえいればね
それは
残酷にもなれる事を
示している
我が生涯に君がいて
影響は絶大で
ハラハラ
させられるけど
思い通りに
いかないけど
君がいれば。
君さえいれば。