詩人:放射能] | [投票][編集] |
爆弾つくった
いっぱい人が死んだ
あ〜あ
心が離れてくよ
バイバイ
自称やさしい人たち
残り一分で爆発した
そうだね
被害者になっちゃった
どこが悪かったのか
悔やんでも
今は死後の事
求ム 敗者復活戦!
心臓マッサージに
ある宗派の呪文に
電気ショックで
やっと
生き返って来れた
今度は大事に生きよう
慎重に大切に生きよう
石橋を叩いても
渡らないよ
学習したんだ
誰かに渡らせればいい
危険に近づくのは
ぼく以外がいい
他人でいい
痛くないからね
爆弾作りを依頼した
設置場所を指令した
タイマーもバッチリだ
だけど
あの子が今日
そこにいると聞いて
走り始めた
ぼくは馬鹿だね
間に合わないのに
今も走ってる
一生懸命走ってる
間に合わないのに
それでもいいと。
もしも
あの子をキズつけたら
神でも殺す!
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なにが手料理だ!
呪って死ぬ
縁が無かったものは
とても
あたたかそう
知らないって事は
恥じゃない
抱いてくれたら
千円払う
感情込めてくれたら
二千円払う
一度もされた事がない
一度もされた事がない
一度もされた事がない
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お月さま
お星さま
なんで
人じゃないのに
さまってつけるのカナ
その
お月さまの中に
うさぎさんを
さがしたのは
もう
ず〜っと前の話でね
その頃
その頃が一番
ひととして
間違ってなかったと
おもう
2005年−7月−
月の光の鱗分を
からだ中に浴びて
羽をひろげて
懐かしの都に帰ろう
あなたの
そして貴方の
その顔に
笑顔が満ちるまでに
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一刻を争う
大きな爆弾の下で
迷彩模様に急かされて
あの子が
笑顔であればいい
そのために死ぬ覚悟
空の幕が開いて
上演されるのは地獄
誰かが大きな
キノコを差したのさ
誰かが大きな
キノコを差したのさ
僕ら小人
恋人は即死した
広島の上空で
B29が粗相をした
60年前
誰も注意はできない
リメンバー
あの子が死んだ
小さな少年も
小さな少女も
大きな大人でさえも
リトルボーイに
飲み込まれた
話してくれ
どんな理屈で
あの子を殺したのか
なんの恨みで
あの子の笑顔を?
どんな魔法で
あの子を消したのか
大きな
キノコ雲の下で‥
広島発
天国行き超特急
僕を置いて
あの子は乗り込んだ
手をふる姿を
追い掛ける僕に
灼熱の風
大好きなあの子の
声が聞こえない
いくらピカソでも
この惨状は
とても絵にできない
振り向けば
ここは地獄?
大好きなあの子が通る
駅のヘルズゲート
この世が
キノコにおおわれる時
あの子の姿も
消えるんだろう?
見上げる色は黒一色
どんな画家でも
描ききれない悲しみは
目の前に
大きな
キノコ雲の下で‥
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例えば俺が戦国時代の
武将だった頃
初めてお前と出会った
敵対する姫君
バレたら
打ち首と知って
それでも
忍んで行きまするぜ
いま会いにゆきます
いま愛にゆきます
『変』と
『愛』の違いは
『イラク』と
『イクラ』くらい
違うものだと
教頭が教えてくれた
さんきゅー
ティーチャー
俺‥轟いてみせるぜ
将来ラクするために
老後ラクするために
若い今を
犠牲にして働くから
切り捨てて
切り捨てて
幸せでいるために
いま会いにゆきます
いま愛にゆきます
これから
幸せにしにゆきます
わかった?
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お前を所望する
俺の動く人形になれ
手の届く所にいてくれ
悪魔にも渡さない
お前はクラス委員
俺はお前を見る委員
熱心度では上回る
手をわずらわせる奴は
俺が脅し回る
未来の妻をフォローす
狂い回る俺は狂犬
お前の魅に涎を垂らし
天使を守る為の牙
敵を引き裂く為の爪
お前が月光なら
俺は激昂
似合いの服を着て
俺は汚くていい
お前がキレイなら
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己に都合よく
厳選された
エリートとしか
付き合わない
( -_-)君を軽蔑します
アレはダメ
コレもダメ
いつも大義名分が
ついてくる
( -_-)君に必要なのは
柔軟な発想であって
評価や
蘊蓄じゃないんだ
石頭な自覚は
ないかい?
とても狭い視野の中に
己を押し込めてると
思わないかい?
( -_-)君がいるのは
ちっちゃい湖
太平洋や日本海
広い海に出ないかい?
攻撃されるのを
怖がるあまり
( -_-)君は怯えて
縮こまってる
これはアドバイスさ
届く筈のない…
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やましい事は何もない
手も出せずに
ノータッチで終わった
今年の夏
ヒュルルル‥俺の心は
あの娘はマリンの肌
ナイスに焼けた
食べ頃の焼そばの恋
歯にノリがついてるよ
思い出は涙
ビンタのサマーブルー
今からナンパするけど
実は硬派なんだよと
俺の人生
ワックス塗られてます
サマー! サマー!
お姉様ァァ!
憧れが日に日に
無理になりつつR
小麦色のあの娘の頬に
シュークリームを
舐め取る甘い
バニラ風味の夢
燃えすぎた太陽が
警戒心を無防備にする
あの娘はブルーアイズ
ナイフのような
辛口シャーベットの恋
透き通った下心
思い出は涙
ビンタのサマーブルー
夕日の海岸線
さざ波のメロディの中
あの娘と
追いカケッコしたい
俺の頭なら正常さ
つかまえたら
言う事をきいてくれる
baby!baby!
トロピカル
恋のキュートバナナ
フロート
レモンっ!レモンっ!
やましい事は何もない
散って踊る
やる気だけで砕けた
今年の夏
ヒュルルル‥花火の心
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俺の気を引く為に
置き去りにした
話し掛けなかった
殊更に
無視ったんだろう?
この花瓶は
プレゼントと信じた
素敵な明日を信じた
花が枯れていけば
いくほど強く強く
ほら健気だろう?
涙ながらに訴える
先生までもが
教えて下さる幸運
靴がなけりゃ
裸足で帰るし
また
強くなっちゃったよ
俺に
下りてきてほしくて
下から石を投げて
知らせたんだろう?
大丈夫だよ
ここにいるよ
応援なんだろう?
壁になって
くれたんだろう?
その優しさに
俺は応えるから
大丈夫さ
そう言い聞かせる
俺が目立つだけさ
大丈夫さ…