| 詩人：放射能Ⅹ | ［投票］［編集］ |
まったく
ムカつく身体だよ
命令に従いやしねぇ
クビにするぞ？
足を引っ張んじゃねぇ
自縛霊みたいな事
しやがって！
うまれつきは
どこまで生きても
ついてくるのか？
気を配らねば
ならぬのか？
先天性の病魔と
後天性の発作
見限ってしまいてぇよ
苦手な春が来る
毎年ながら余裕は皆無
一部の痛みは
既に到着済みだよ
避けられぬ事態に
あとは野となれ
山となれ
俺が１番弱る時期
今すぐに
殺してくれたら
喜びにうち震える
かもしれねぇ
| 詩人：放射能Ⅹ | ［投票］［編集］ |
Ｌｅｔ’ｓ ｇｏ
ノイローゼ！！！！
暗雲 状態
空は青 左に同じ
六根清浄
Ｇｏ Ｇｏ
ノイローゼ！！！！
劇薬 聖水
さぁ勝負 俺も死ねよ
六根清浄
Ｌｅｔ’ｓ ｇｏ
ノイろうぜ！！！！
キたぜ！
むりやり
切腹させられたみたい
な感じだった
キちまったぜ！
初挑戦の歯医者で
いきなり歯を
３本抜かれたみたいな
感じだった
キまくったぜ！
柱に足の小指だけ
強打して涙ぐんだ日を
思い出した
キすぎたぜ！
ノイってＧｏ！Ｇｏ！
時音
猫に
話しかけているのを
アカの他人に
見られた時
急な段差に気づかず
地面が一段下にあって
カクンと
よろめいてしまった時
Ｌｅｔ’ｓ ｇｏ
ノイローゼ！！！！
| 詩人：放射能Ⅹ | ［投票］［編集］ |
もうすぐね
死がやって来て
僕を追い出すから
生ある者には
行く事かなわぬ
水彩画の向こう側へ
空から
落ちるだろうか
涙も無くした時に
諦めの境地に
辿り着いた気がする
無念を抱いて
境遇に泣いて
輪廻の果てが
幸せでありますように
多くを望むべからず
たったひとつの
笑顔さえ奪うべからず
帰る家も見つからず
君が教えてくれた
輝ける人じゃなくて
輝きたい人が
１番輝くんだと
| 詩人：放射能Ⅹ | ［投票］［編集］ |
午前６時 君と会う
目覚ましに起こされて
横を見たら
美味しそうな君一丁
あぁ‥
大盛りで
大盛りでね
いつも
いつも頂戴してる
君以上の贅沢はないさ
あぁ…
明日は特盛りで
特盛りでね
| 詩人：放射能Ⅹ | ［投票］［編集］ |
僕らは
ずっと待ってる
カニと
また会える日々を
食い道楽の
道の上で
限界を誓うよ
どんなに苦しい時も
僕は笑って食うから
ゲロりそうで
吐きかけても
押し込める気がしたよ
薄れゆく意識の中で
あの日のママが喋るよ
カニはカニは
ただ食いまくれ
こんな機会には
記録を作れ
タラバガニよ今
食べ頃な時
終わらないバトルが今
スタート！
こんなに
食った後では
君と
すぐデートしても
腹パンパンに
鞭をいれて
別腹を願うよ
そんなに欲張らないで
君は殴って去るから
妊娠ぽく
腹ふくれても
あきらめぬ意地がある
にじんでく瞳の奧で
あの日のパパに教わる
カニはカニは
すぐ無くなるぞ
旬の素材には
かなわぬと知れ
飲み込め今はただ
質よりも量
やぶれないギネスを今
マーク！
マクラマクラ
すぐ牛になる
４つの胃袋
マンタンにして
さらばカニはもう
当分はいい
素晴らしいバトルが今
エンド
| 詩人：放射能Ⅹ | ［投票］［編集］ |
君の思想はハゲている
毛根が死んでるよ
ほら抜け落ちて
いずれ
アヤメか
トリカブト
１０円玉を頭に
貧弱な武装で
道徳の授業のような
正義の
バリカン振りかざし
水玉模様ほどの
穴とピエロ
ツッコミと抜け毛
カツラと撤退
どんどん
後退してゆく
危機感パワーアップ
他人通りのアデランス
自分のものは
なにひとつ無くて
いずれ
カガミか
ツルッパゲ
奥の手は
ヘア解禁…
できないぞ！
剥がれ落ちる安い装備
いずれ
ヌードか
すうどんか
数多のライバル
蹴散らす夢を見て
| 詩人：放射能Ⅹ | ［投票］［編集］ |
あなたのこと
わからない
何をしてほしいのか
何をしたら
喜んでくれるのか
私は
あなたの
ほころぶ顔が
見たいのです
私は
あなたの笑顔に救われ
それは
この胸に深く
しまいこんでいます
もう見ることが
叶わないかのように
僕は
あなたの手をつつみ
守っているようでいて
逆に
つつまれ
守られています
非力さを
教えるかのように
あなたは
一番に
何を望むのでしょう？
教えて下さい
未熟な僕に
そうすれば
僕らはきっと
しあわせでいられる
| 詩人：放射能Ⅹ | ［投票］［編集］ |
ふたりでいて
一緒に歩いていて
大事なものを
落としてしまった
そうしたら
俺を責めるのか？
みんなといて
目的を持っていて
大きな
失敗をしてしまった
そうしたら
俺を責めるのか？
暮らしていて
けっこう楽しくて
ちょっとした
いざこざを
起こしてしまった
そうしたら
俺を責めるのか？
家族がいて
子供が生まれて
とつぜん
災難に襲われた
そうしたら
俺を責めるのか？
キズついていて
言葉を失っていて
ひどく
信じられなくなって
いて
ケガをしていて
それでも
俺を責めるのか？
よってたかって
文句を
ぶつけられるなら
怒声を
あびせられるなら
そんなだったら
そんなに
なるくらいなら
俺は死にたい
| 詩人：放射能Ⅹ | ［投票］［編集］ |
無駄な
希望を持たせないで
後で
がっかりしちゃうから
いつかきっとと
言ってくれたから
努力してみたのに
残念だったじゃなくて
僕には無理だったよ
届かない空だった
上に
あがっていくにつれて
先生の意地悪さも
レベルをあげていって
イヤになっちゃった
やる気がないとか
扱いづらいとか…
正直だった
よく笑ってたよ
先生！
あなたは１３の少年を
追い詰め悩ませて
自殺まで考えさせて
その代わりに
何を得るのですか？
教えて下さい
| 詩人：放射能Ⅹ | ［投票］［編集］ |
舞妓に抱かれて
迷子になりたいのです
殺したい人がいる
世界一の不幸者は誰？
とたずねられたら
たった今うまれた
この子だと答えよう
約束されない生を
約束されない正を
生きて
拘束されない週末を
拘束されない終末を
自分は
どうでもいいから
ロリータ号に乗って
沈んでいきたいのです
愚劣な趣味を持って
卑劣な道徳を伴って
どうか人のために
せめて問題など
起こさないようにと
でも
この子の全ての明日は
見れないから