詩人:放射能] | [投票][編集] |
月曜日
日記をつけよう
今日は
誰とも話さなかった
火曜日
今日も
誰とも話さなかった
水曜日
今日も
誰とも話さなかった
木曜日
今日も
誰とも話さなかった
金曜日
今日も
誰とも話さなかった
土曜日
夕方ブックオフで
立ち読みしていたら
店員が
俺が読んでいる
本の空きを
ギュウギュウに詰めて立ち去っていった
本を棚に戻そうと
思っても入らねぇ
おのれブックオフ!
上等だ!
本を売るなら
ファックオフ!
日曜日
日記をつけるのは
やめよう
義務みたいで嫌だ
曜日が一周したから
ちょうどいい
そもそも
なぜ日記をつけようと思ったのか
疑問で仕方がない
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わずかな毒を
吸い込んで
チリも積もれば
山となり
陽性とか酸性とか
エイズとか雨とか
空をごらん
オゾンが見えるかい?目にできないものは
病気のように
身に降り掛からないと身に染みないんだね
世界の終わりは
明日だよ
心搏数のリズムで
手をたたく
ほらズレが始まった
バラバラだよ
異常は同じだと
思っていることさ
人それぞれに終わるさ
被害意識妄想増大で
イタイイタイ病に
なれるよ
大好きな黒い煙りを
体内に取り入れて
土地土地の喘息に
なれるさ
産声を上げて
生まれ出でて
足が三本あったら
それはシッポなんだぜ障害成功とは
言えないさ
空をごらんよ
明日が見えるかい?
目にできないものは
不幸のように
身に降り掛からないと身に染みないんだね
世界の終わりは
明日だよ
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逆襲のニャア
仔猫のワルツ
盲導猫
警察猫
ある日森の中
猫さんに出会った
舌切り猫
矢猫
人食い猫
毒猫
猫ちゃん何故鳴くの?猫ちゃんの勝手でしょ
今夜猫ろうよ
二人で猫ゴッコ
秋田猫
土佐猫
狩猟猫
ネコジエーター
皇帝ネコ
ね〜こさん
ね〜こさん
いっつも寝てるのね
そうよ
寝るのが趣味なのよ
おもちゃの
ニャニャニャ!
おもちゃの
ニャニャニャ!
ニャニャニャ
ニャニャニャの
ニャ!ニャ!ニャ!
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疲れた・・
それだけで
死ねるだろう
自殺≠死
死>生
知っているのは
女子高生2人の
飛び降り
非常階段で
仲良く弁当を食べた
その後で
死の飛び込み
芸術点9
技術点7
キレイな今のうちに
若い記憶を
ずっと永遠のまま
年をとった姿なんて
誰も知らなくていい
もう疲れた・・
自殺は逃げだとか
負け犬だとか
同情とか
そんなの
どうでもよくて
覚まされることのない休みが欲しかった
ことを成したあと
いろんな人が
いろんなことを
いろんな風に
勝手に
解釈するでしょう
そんな煩わしさに
疲れたの
働くことのない
勉強しなくていい
仔猫になりたい
ナマケモノでいい
寿命も短くていい
シガラミもなくていい生きていくことだけでせいいっぱいでいい
他がありすぎるから
もういいから
見捨てられたから
見捨てたでいい
聞きたくないから
耳をふさいで
見たくないから
選択肢はひとつ
死は殺そうとする
お互いの
利害が一致した
知ってる?
自殺は悪いことだと
すり込まれてるんだよ考えや教えや
道徳もウソ
自分自身のものなんてあるのかな
操り人形の抵抗は
自殺自殺自殺
最終回
幕を閉じよう
今までの
登場人物の人たち
おつかれさん
自分にも
おつかれさん
それじゃあね!
で死のダイブ!
水泳の選手みたいに
飛び込み台から
一気に…
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死の淵
虫の息
よく生きてきた
今はもう
この身体に力はない
貧血
脱力
吐き気
動悸
入院はしたくない
醜く朽ち果てるか
誰も訪れぬ部屋の隅で
何が苦痛を
和らげてくれるか
考えていた
もう歩くのも
手を動かすのさえ
きついと言って
信じてくれるか?
あぁ
誰にも
信用されてなかったか
不老不死
不死身
夢は夢
遊び惚けている
仕事している
健康を見せびらかしてやがるのか?
あぁ
憎しみだけが
充実してゆく
「今まで生きて
これたやないか!
もうええやろ?
人の生き死にを
勝ち負けにする方が 間違ってるんや」
復讐と目眩
殺される夢だった
タチの悪さは
己をもふざけさせ
飲酒運転状態で
真剣でないまま
死を目前に控えていた
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君の声を聞いて
世界一
はやく
ふりかえったよ
ふりかえったんだ
遠くから見ていた
遠近法を無視して
君に近づいた
無理はなかったよ
世界一
遠くで近づいたよ
人間には不可能な
壁を越え過ぎた感じ?
君の声なら
世界一
遠くでキャッチできる聞き分けられる
普段は0.8しかない視力も
君を見る時や
姿を見つける時だけは8.0になる
逆転する
人間とは不可思議な
壁を気にしない感じ?
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黒い羽根募金を行う
参加セヨ!
放射能]派に
属したくはないか?
ムリヤリ金品を奪い
皮膚に黒い羽根を
突き刺してさしあげるそして
全速力で走れ!
赤を黒にセヨ!
俺は青を黒にした
ムリヤリ色を変えた
空と同じだった
羽は熱を帯び
人に目立たぬ
夜行となり
黒羽となった
醜いだろう
金だけ信用できる
騙される方が悪いのさ奪われる奴が悪いのさ泣く奴が弱いのさ
俺の自慢は見事な黒羽
そして
全速力で飛べ!
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誰もいなくなるのを
待って
俺は火をつけたのさ
燃え上がっていく炎と興奮をみて
ほら
こんなにもきれいだよそれを見て
笑ってた俺は
いきなり
発作で倒れたのさ
因果応報
一周してきたよ
空河に流されて
人をアテにするのは
余裕のある証拠
苦しい時の
神頼みなんて
まだ下はあるんだよ
他の事など
考えられなくなるよ
難民船に乗って
海は広いな大きいな
人の心は狭いけど‥
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お前達の反抗とは
深夜
集団でタマる事か?
なんとも弱々しく
女々しい行動だな
それが
お似合いにはなるな!
俺が何と呼んでいるか知っているか?
「弱者の集会」
訛って「ジャッカル」と呼んでいる
団体行動が嫌で
逃げ出したわりに
そのザマとはな
ボクちゃん
さみしかったのぉ?
バカにされてんだぜ
集団で
いい気になって
それで強いのか?
それが強さなのか?
外見で評価される事を嫌がった割に
外見の強さに
頼ってるじゃねーか
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君からの手紙は
にじんでて
象形文字みたい
大丈夫
心配しないで
君に夢中だよ
でも夢中を過ぎたら
夢中の期間が
終わったら‥
今はハッキリ言える
そんな日は来ないと
ずっと二人で
いられると
もしかしたら
ない事を考え過ぎて
いるのかもしれない
君に期待しすぎて
不安も
いっぱいなのかなぁ?
行き着く所まで
いったような
この先はないような
気がしたら
何を求めればいい?
何を残せばいいんだ?
別れは堪え難く
理屈や感情から
一人を選んだとしてもあたたかい君を
忘れられないから
君以外で妥協して
ぼくが唯一愛したのは初めての君だけでした
ぼくが唯一愛するのは初めての君だけです