詩人:放射能] | [投票][編集] |
君に胡椒かける
それで
丁度いい味になる
食べ頃だけに
少ない調味料で
皮を剥いて
食べる主義だから
化粧したり
上っ面よくみせたって
無駄な事さ
遅れれば遅れただけ
傷は深くなる
伸びたシャツは
元通りに
縮まないって事さ
わざとらしくしないで
素で勝負しない
薬品で育った子供達
食指も動かず
ごちそーサマ
君はまるで
黒く塗られた
オコジョのようだ
君は
サングラスをかけ
タバコをふかして
不良化した
ウサギのようだ
君は焦げて灰となった
ステーキのようだ
ごちそー‥だったサマ
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僕の彼女は幽霊でいい
下半身嫌悪症
触れなくてもいい
精神的な支えで
あってくれればそれで
それ以外は
何も求めないよ
女性諸君に教えよう
ヤラせなかったら
いいんだよ
それで本性がわかる
悲しいくらいにね
僕以外の男なんか
所詮その程度さ
違うって
言う女がいるなら
出てきてみなよ
男の化けの皮
その剥がし方なら
近くで見てきた僕が
いつだって
いやになるほど
教えてやれる
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日本片思い協会に
入ったのは
中学1年の秋でした
その日
日直だった僕が
帰る前に配る
プリントや
提出していたノートを
職員室まで
取りにいった時の事
さすがに
クラス全員分あるので
前方の視界が遮られて
渡り廊下で
四苦八苦してた時
3年の女子がひとり
「手伝おうか?」
と声をかけてくれた
それは
生まれて初めての
邪気のない親切でした
顔やスタイルなんか
ではなく
僕を引き込んだのは
差別なく
人を気遣う心根の
それは
やさしさと
言えるものでした
次は
日本両思い協会に
入りたい
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カラオケで
盛り上がりすぎた時は
俺を呼べ!
一気に
氷点下まで下げてやる
中島みゆき
さだまさし
年寄り共と行って
合わなくて困った時も
俺を呼べ!
一気に
時をさかのぼってやる
俺に不可能はない
昭和枯れすすき
女のみち
各種揃えてある
もしも
こんなの唄うなよ
と思われたい時には
俺に聞け!
TOO ADULT
私は里歌ちゃん
変なの!
俺が常々
一人で会話して
文句を言いたい事は
この曲を入れろよ
機種全部に入れろよの
オススメは
フリー・トーキング
落日
陽炎
いつか笑える日
ニャンニャンで行こう
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女の子のケの字もない
男・男の日々
体育会系人生初頭
これからの身を案じ
心機一転
買って勉強したのは
女の口説き方
100の方法
ダウトっ!
出会いもないのに
そんなん
意味ないじゃん?
それ言っちゃあ
元も子もねぇ
それ言っちゃあ
救いすらねぇ
ヤング少女に
気負されて
丸まってるネコみたい
君にいつもラブMAX
シリアス値が上昇
ドボン!
例え火の中 水の中
危機でなくとも
突っ込んじゃいます
鬼気せまる決心さ
でもそれだけさ
肝心の君がいない
女がいない
彼女がいない
世間様を眺めていると
「えぇ〜〜?」
「オイオイ‥?」
「そんなバカな?」
と言いたくなるような
カップルが存在する
その交際はオカシイ!その交際待った!
ポンっ!
奪い取ったり〜
ペアになったり〜
ヤングパワーに
気負されて
固まってるネコみたい
俺はザ・男
世界中の野郎共の味方
救いのねぇ奴らに愛を
(俺はいらねぇ)
惨めで泣く男に愛を
(あぁ情けねぇ)
俺はザ・男−禁句編−
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まさに僕の心を
ミジン義理!
今日はバレンタイン
君の前世は
優秀なパティシエで
僕は地球の裏側に住む
能のない唐変木
知り合うキッカケなど
皆無に近い
惨めと言うジメジメは
一種のイジメと思う
本命を無視するなよ
受け取る準備万端
日付が替わる
その時まで心待ち
望みを捨てたらあかん
今日はバレンタイン
壮大なプラン完成
いずれは
友達になって
おやつのチョコを
ひとかけら貰う
たとえ
一ヵ月遅れでも
半年遅れでもいい
今日がバレンタイン
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数学の教科書
棒読み中
君らは数式の様な物だ
決まった数値しか
はじき出さない
何を当てはめても同じ
そこから
導かれる結論は
誰でも
替えがきくとゆう事だ
質より量
人間はそうだ
数を武器にする
大部分は
死んでくれませんか?
生きる意味など
考えてないで
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僕がにじむペンには
ならないで
いつも君に似たい
斜め45度から
好きです
世界を敵にしたよ
意気込みと覚悟込みで
君がくれた
ナチュラルボーン
キラーズの
ポストカードで
つり合う
計算もなしに
大事にするから
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死刑宣告
くらっちまった
来世に期待しよう
ぼくは生きながらに
殺され続けてるんだよ
だから
扉をそっと閉めたよ
イカレ易いように
ぼくはまだまだ
信じきれて
ないじゃないか
ずっと考えてみたけど
生存率は0だった
気にすることはない
大事にしないから
身も心もぼろぼろに
なっただけだ
一生を生き終えた
感想も持てないでいる
自分に嫌気がさしたよ
申し訳ないが
自殺させて頂きます
これが書き終わったら
実行に移す
正気を保ったまま
死ねる事を誇りに思う
結局誰の心にも
届かなかった
始まりも終わりも
ひとりで
その間の過程も
ひとりだった
一生ものの
たったひとりの友達
人を殺したくなったら
まず自分を殺そう
そう決めていた
改めて思う
人間は敵だったよ
いま完結した
パソコンなんて
高価なもの持ってない
高価なのは‥ぼく自身
この差は
どこでついたのか
ぼくは命を削って
みんなは
それを喜んで食べる
ぼくには命でも
みんなには食い物だ
ぼくなら
助けられるかもと
思った人は大勢いた
だが
みんなぼくを選ばない
やさしく
されるのを待っている
道徳の授業中
孤立したぼく
離れにある物置きで
ぼくは世界を手放した
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金持ちは
一ヶ所に固まる
わかりやすい標的は
犯罪者に親切
明日誘拐しに行きます
身代金は億の方向で
金持ち同士くっついて
貧乏同士が肌寄せ合う
これが人の限界なのか
希望が
生まれるはずもなく
差別が
生まれるバースデイ
活動中の人の世界を
海の中と仮定すると
その海は汚いだろうな
そこで泳いでる魚も
食べたくないね
そんな場所に俺達は
生きてるんじゃないか
俺は自由に唄い
そして自由を唄うのさ