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放射能]の部屋  〜 新着順表示 〜


[43] 3年B組金髪先生(転)
詩人:放射能] [投票][編集]

廊下にある
非常ベルの
ボタンを見てたよ
何度も押そうとして
僕には今が
非常のような気がして

部屋の中で
ひとりで
かくれて
パンを食べてた記憶

誰にも理解されない
死をとげてみせる
それが望み
けどられてはならない

変わりはしないよ
誰も見ないことに
誰も必要としない事に

神かくしや
行方不明者のように
ある日こつぜんと
外を歩いていて
ふと見上げると
吸い上げられそうで
僕を抱きしめたよ

行進曲に後をおされて
くたくたで
痛みまで
伴ってきたのに
その存在
生というものを消せ!
すべての人が
苦しんで死ねるように
僕は
こんな気持ち
思い出すのは
小学校の校庭で
体育座りしてた自分
言葉もなく
ただ
そこにいるだけの
自分

2003/06/11 (Wed)

[42] 3年B組金髪先生(承)
詩人:放射能] [投票][編集]

ヒマつぶしに
死んでみようかな

無駄な
駄目な人生だった
数十年生きて
もう諦めちゃった
やる気なしモード全開

「僕の顔を映さないで
 モザイクをいれて」

教室で嫌われて
職員室で怒られて
僕の居場所
なくなっちゃった

僕は僕で
考えて生きるよ
いつ死ぬかも
わからない
自分で考えて
死ぬかもね

そろそろ人生ゲームも
終わりかな
もう飽きた

筆記用具を
忘れた僕は
ひとりぼっちで
恋愛なんてと言っても
所詮ひとりごとで
いつでも
どこでも
いつまでも
教室はさみしい
いつもだから
死ぬまでか…

みんな同じ経験を
持っていてくれ

2003/06/11 (Wed)

[41] 3年B組金髪先生(起)
詩人:放射能] [投票][編集]

マジックミラーの
ように
僕に見えている
人や物は
僕が見えていない
のかもしれない

自動ドアが
開かなかったのは
そんなことかも

いつも一人でいる事に
慣れる訳はないんだ
何も感じなく
なってしまうだけさ

僕と他人だけだよ
この世は
もう何も見えない
同じ顔が並んでるよ
僕は宙に
浮いてるような気分で
遠くの空にうかんだ
死に見とれていたんだ

人前じゃ
笑う事ができないから
ここで
文章で
笑ってあげる

僕だけが助かりたくて
僕だけが
いい目をみたくて
特別扱いされたくて

死ぬのが
一度きりなら
生きるのも
一度きりなのに
こんな
生き方をしてしまった
今からでも
遅くはないなんて
言うけれど
死を選ぶような
教育をされて
(責任のがれ)
混乱してしまった

2003/06/11 (Wed)

[40] まやかし
詩人:放射能] [投票][編集]

あなたのことを
崇拝し
尊敬したのに
あなたは何も
こたえては
くれませんでした
心から
語りかけたのに
無言こそが
裏切らない
世界の神々よ
ほんとうに
話し合ってくれる
ものがいるか
もしいるならば
ほんとうに
救われように
私のたのみを
ききなさい
けっして
ひとりではありません
しかしあなたは
何が起ころうと
神様のような笑みを
絶やしませんでした
私は
あなたを信じません
うらみごとさえ
おぼえています
ただの
まやかしにすぎない
あなたに

2003/06/08 (Sun)

[39] 
詩人:放射能] [投票][編集]

スケボーを抱えた
全裸で義足の女
ウサギの血を
いっぱいに浴びた
全裸の女ふたりと
片手にはウサギ
口は血だらけの男
それが
石鹸の泡になった
口の中に
警棒を
押し込まれている
金髪の美しさ
愛らしい無邪気な少女
股に男の顔を
押しつけている
188センチの大女
「痛みが消えぬ。毎日俺は選ばれた痛みを受ける事ができる。誇りと屈辱に思うぞ。これは私の生活です。」
心象風景は
突如窓ガラスを
ぶち割って入ってきた
大きなヘビと戦って
グルグル巻きにされて
俺は悪あがきで
ヘビの頭ら辺を
割れたCDケースや
ドライバーなんかで
夢中で
メッタ刺しにした
メッタ刺しにした
右手はヘビに
くれてやった
左手さえあればいいやと思った
終わった

2003/06/05 (Thu)

[38] 寿命のない世界へ行く
詩人:放射能] [投票][編集]

生まれ変わる時は
白い髪をもって
生まれたい

濁りはじめた目と共に
寿命のある人生なんて
くだらない
もしかしたら
死後
寿命のない世界が
あるかもしれない
なくても損はしない
どうせなら
気にいらないなら
そっちに
行った方がいい

この花火の音に
まぎれて撃たれ
夜の黒の中で
いなくなりたい

2003/06/05 (Thu)

[37] 合い言葉
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「なぜ俺だけが?」
「みんないっしょだよ
 」
「苦しいよ」
「みんないっしょなん
 だよ」
「忘れられないよ」
「みんないっしょさ」
「誰しも、こんな気持
 ちを味わうと思う事
 で、それらから逃げ
 たくないんだ」
「それでも、みんない
 っしょさ」
「なんで、いっしょな
 んだよ?人はみんな
 いっしょか?考え方
 も、感じ方も、その
 大きさまでも。例え
 ば、同じ事をされた
 人が2人いるとする
 。この2人は、同じ
 だけキズつき、どう
 思うかも同じだと言
 うのか?格闘ゲーム
 じゃないんだぞ。」

2003/06/05 (Thu)

[36] 所以
詩人:放射能] [投票][編集]

「・・・・・・。」
「・・・・・。」
「‥‥‥‥‥‥‥。」
今日いちにちを
振り返ってみると
こんな感じ
もっとも今日に限らず
ここ3ヵ月ほど
会話とゆーものを
していないが…
「・・・・・?・!」
今気づいたが
今年に入ってから
ひとりとしか
会話してないぞ
こんなんで
教育上大丈夫なのか?
「!!!!」
なんで俺が
教育されなきゃ
ならんのだ!
『勉強すれども
 教育されず!』
これが放射能]なのだ

2003/06/05 (Thu)

[35] 自閉症
詩人:放射能] [投票][編集]

ぼくはハズされた
だからひとりぼっち
孤独を感じてならない
自閉症になったぼくは
喋るような
声をもってない
静かに静かに
なみだをこぼしました

寒い日は
心まで凍ったみたい
ぼくは
もう電話には出ない
誰か来ても
明かりを消して
居留守で通す

ひとりの
空間がほしくて
ぼくは
エレベーターの箱の中
頭を締めつけるような
頭痛がぼくを襲う
こわくてこわくて
あぁ明日のぼくが
かすんで見えない

受け入れて
もらえなかったぼくは
もう口をきかない
ただの1度でも
身にしみたぼくは
そんなに強くない

ぼくはハズされた
だからひとりぼっち
孤独を感じてならない
自閉症になったぼくは
喋るような
声をもってない
何処でも何処でも
なみだがこぼれました

ひとりの
空間がほしくて
ぼくは
エレベーターの箱の中
頭を締めつけるような
頭痛がぼくを襲う
こわくてこわくて
あぁ明日のぼくが
想像できない

受け入れて
もらえなかったぼくは
もう口をきかない
ただの1度でも
身にしみたぼくは
そんなに強くない

2003/06/05 (Thu)

[34] トランスB
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行く?
何処へ?
みんなは
それぞれに行って
しまったというのに
もう帰ろうよ
ここは僕がいるべき
場所ではない
いつまでも
未練たらしく
生きていたって
しょうがない

自殺殺害希望の君が
凍った顔をして
何を言われても
すでに傷つかない
何を体験したんだ
どんな事をされたんだ
それ以上を何を?
僕のみた
破滅の絵をみたのか
歪んだ風景がうみだす
滅亡の
とり乱すのは
その中の
臓物をかたどった
えもいわれぬ顔が
笑ったときから
僕は
それをみた
一瞬のうちからきっと
すべての
あらゆるもの
ことが
信じられなくなって
さいごの涙を流して
笑って
それもさいごで
呼吸ができなくなった

2003/06/05 (Thu)
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