詩人:放射能] | [投票][編集] |
アイツラから
セーラー服を引いたら
なんも長所はない
ダイコンだよ ママ!
ぼくはマザコン!
むかしゼネコン
新聞に載っていた
意味はわからないけど
気にするなって
ママは言う
今もわからないけど
大丈夫だよね ママ?
今夜合コン
無理矢理さそわれた
心配御無用だよ
自己紹介が終わったら
すぐに帰るよ ママ!
ぼくはマザコン
OH!
Mother Go!
OH!
Mother Go!
OH!
Mother Go!
OH!
Mother Go!
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どうしたらよいか
知ってる
諦めるのが普通でも
この気持ちは
普通にされたくない
君はまだ誰かを
好きになった事がない
しつこさに免じて
僕が本気だと
わかってもらえたら
それは進歩で
君は自分のトゲに
気がついてない
それでも
嫌える筈もないけどね
何度も玉砕してんのに
大好きだぁ!
みっともないって
思われても
そんな事
気になんないくらい
好きなんだぁ!
長期戦だね
ひとつひとつ
知ってもらえば
警戒の結びも
解けてくるもの
後は恋愛の神頼み
君に手痛い拒否を
食らう事はない
断り方で悩む様な人
誰かをキズつけて
それ以上に
苦しむ君が好き
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透き通ったあの娘は
今にも
消えてしまいそうで
いつもいつも
忘れられてしまうのを
こわがってるのさ
最後に出した手紙を
僕が読む時
あの娘はもういない
病魔の進んだ手術中
祈っている時
あの娘はもういない
突然
抱きついてきて
僕の前で
「こわい」と本音を
もらした日があった
ふるえ疲れたあの娘を
追いつめないで
泣き疲れたあの娘は
また泣いていた
あの娘の幻影を
触ろうと
手を伸ばした時
いきなり
消えてしまうのさ
夢の中で楽しそうに
笑っていたのに
暗くなった途端
あの娘の
声が聞こえない
あの娘は
いつもいつも
忘れられてしまうのを
こわがっていたよ
ふるえ疲れたあの娘を
追いつめないで
泣き疲れたあの娘は
また泣いてたんだ
突然
抱きついてきて
僕の前で
「こわい」と本音を
もらしてたよ
「こわい」と本音を
もらしてたのに
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サンタさんは
僕の所には
来てくれないのかな?
プレゼント欲しいよ
明日には
靴下がいっぱいに
ふくらんでますように
メリーさんの
クリスマス
ケーキ食べようね
雪が降るんだよね
あの子なにしてるかなソリの音が聞こえる
足音が聞こえる
忘れた頃にやってきて
僕の夢は
サンタになる事
毎年全員に配るんだ
白と赤のコート
白ヒゲをたくわえた
赤頬の太ったおじさん
僕達のアイドル
怪盗サンタクロース
疑いと悪い心を
盗みにやってくるのさ
きっとウチに入るのに
困るだろうと
今夜限定の僕が作った
ダンボールの煙突
さぁやってきた
今年も
耳済ますクリスマスを
くりかえすのさメリー
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コロス!
コロ死テやっからよ
殺意のボルテージ
爛々と急上昇
ソノ顔
必ず引きつらせて
やっからよ
なんで
擦り寄ったんだろ
なんで
身をまかせたんだろ
その
お返しがコレ?
ぼくが見えないように
ちっちゃく
なろうとしたんだ
消えてしまいたかった
やめて‥やめて‥と
何度も何度も
聞こえなかったの?
圧倒的な力が
ぼくをバラバラにした
特に人間相手なんかな
とっくに
愛想つかしてんだよ
たった数か月の生涯は
強制的に終了
こわかった
いたかった
このままでは
川に流されるあの仔が
あんまり
かわいそうだから
神様が
手を差しのべたんだ
近くで生まれた仔猫に
あの仔は生まれ変わり
今度こそは
幸せが
約束された一生で
あたたかい腕の中で
そして
あの‥あの画像が
フラッシュバックする
それを
目のあたりにした
俺と言う存在が
やりきれなくて
犯人を許せなくて
泣きすぎたけど
泣き足りなくて
命乞いは
声だけじゃないんだ
人間の
言葉は話せないけど
ありがとうって
言っていた
まだルールは知らない
その直後に
人間に対する
評価を下げたよ
下げたよ
下げたよ
なんという
思い上がりだ!
無傷だと?無傷だと?
お前がか?
俺が殺してやっからよ
引き裂いてやっからよ
自分が味わっても
いないのに
なぜ痛くないと
言える?
君がもし
口をしめられて
悲鳴をあげたら
やめるからと
僕が身体を
刺し続け切り続けたら
悪い事したいなら
自殺しなよ
この直後に
人間に対する評価を
著しく下げたよ
下げたよ
下げたよ
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私は飛び降りる
14年間分の知識だけ
学生鞄に詰め込んで
連れていくのさ
死角の世界
勉学の虫となって
死人の母となって
創世史 転落死
抱きかかえたるは
我が子 我が愛娘
死出の旅路に
なるものを遺せし
船は幾らで渡れるや
本願成就
死して悔い無き復讐鬼
いま見れば
今宵の月はさても尊し
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オリンピックって
戦争に近いよな
スポーツで
済めばいいけどさ
国と国とで争うのは
もう終わって
いいんじゃないのか?
メダルを取るのは
個人だぜ
いい気になって
喜んでる奴らが
マジでわからねぇよ
自国を
持ち上げたくはない
なにが日本だよ
手拍子なんか
してんじゃねぇよ
軍国主義の思想は
こんな所にも根強く
国民も知らぬ間に
生命をかけるスポーツ本当に進化のない
生き物だよな
大事な事は
なにひとつ学ばないで
自分が何に
助太刀しているか
すべてが丸く
納得できる思想で
金メダルを
取ろうじゃないか!
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黒い空が故郷
頭上には監視カメラ
カーテンは夜の色
病んだ人達よ
この指と〜まれ!
今日も殺戮ってくるよ
引きとめる彼女も
彼氏もいない
あぁ‥見捨てられし
勘当されし
いよいよ逮捕されし
狩りの途中で
ふと思い出す 甦る
万引きの味
暴力の甘味 絶頂
今さら味など
しないのであるが
God is
deadのテーマ中
あのね
殺戮ってな〜に?
あぁ‥
人殺しと呼ばれて
人でなしと呼ばれて
楽園行きと乗車したが
実は地獄経由殺戮行き
人のあたたかみなど
感じた事のない若造さ
いつだって
殴った俺より
殴られた奴の方が
さぞ痛かったろうよ
なぜひれ伏すんだろう
疑問は消えない
なぜなら
殺戮する側の人なのさ
広大な荒れ地に
死体が行儀よく並ぶ
俺と見る幻想に
君は正気でいられるか