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放射能]の部屋


[174] 白       
詩人:放射能] [投票][編集]

夏服が
夏服が
夏服が
とてもよく似合う
白い雲のように
純情で
やわらかで
いつまでも掴めない

夏服の
夏服の
夏服の
君は一枚の絵で
汚しようもなく
華やかな
光りを導いて
そのままを描けば
金賞になる

夏服は
夏服は
夏服は
透けてみえて
いやらしい
気持ちじゃなく
美術の領域で
白い肌を
ぼくの目で
焼いてしまった

夏服よ
夏服よ
夏服よ
今年も残り少ない
来年また会える
君は3年間でも
記憶として
写真として
永遠なれ!
      

2003/09/01 (Mon)

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