詩人:放射能] | [投票][編集] |
修学旅行の班を
自由に作るように
言われた時
俺は動かなかった
みんなは
すぐに席を立つ
仲間ハズレに
されまいとして
その程度の…
(微笑)
もういいかーい?
まあだだよ
ここまでおいで!
今はもう力いっぱい
握れぬ右拳が
再起不能の右手首が
夢をみる
<子供が
慌てて去ってゆく>
心臓あたりが
キリキリと痛む
病死する時は
心筋梗塞系と思われる
<静かな朝にも
動悸はやってきた>
すべては強くなる為の生き方
精神的ダメージを
肉体的ダメージに
力づくでかえ
忘れえぬために
<わずかな間でも
無敵となるために>
負けぬぞ!
孤独は罪なのか?
<これは
生きている証
他の奴らは
たいした事ない
淋しいなどと
思うだけで
負け犬だよ>
退かぬぞ!
<負け犬が!
負け犬め!
弱虫共が!>
ひとりになるのを
こわがって
情けない
情けない
退かぬぞ!
放射能死す?