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放射能]の部屋


[232] 疑わしき出生  
詩人:放射能] [投票][編集]

貧しい家の出
筋金入りの野心
才能は発狂寸前
ロウソクで暮らす
部屋で思考だけが
めまぐるしく輝いた
3日間の絶食絶飲
勉強をキワメずに
異常をキワメた
悪事は発覚せず!
警察など赤子同然
今の俺は正常である
酒鬼薔薇も
たいした事はない
捕まらないのが
犯罪の美学だろう
山の頂上の木の股に
腰掛けて
多くの事件を想定し
完全犯罪にしていた
他の者とは
あまりに隔たりのある少年時代であった
そして実現現実
俺の上に人は存在せず教わる事を拒否し
考える事を選択
これを自尊心と言う
苛酷な環境で
生きていると思う
いつだって
発狂一歩手前さ
俺の
精神鑑定を頼みたい
<・・・・・・・・>会話が成されたのは
何ヵ月前の事か‥
泣き言か?
いや自信だ!
今朝の夢で
山羊の首を捻り切った今年を
踏み越えたくないと
思って
俺の777は揃ったよ悪魔崇拝
悪魔信仰
狂信者に名をつらね
爪は不自然にのびて
誰をも傷つけるから
契約契約契約
災厄最悪最弱となりてこの地を踏みしめん
 

2003/11/03 (Mon)

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