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放射能]の部屋


[238] 電波
詩人:放射能] [投票][編集]

電波を掴みたかった
握り潰して
二度と復活できぬよう
敵だと思えたんだ
せめて俺が
マトモであったなら
拳を強化する理由は
こんな事からも
始まったんだ
一人舞台の思惑で

殴り会いやろーか?
ギャラリーはいらない
お前達は俺を殴りたい
俺は暴れたいゴジラ
いつだって一人で
向かって来た事なんか
なかったよな?
さぁ始めようか
そして一人目のノドを
突き押して
頭を掴んで壁とご対面
「屈辱を忘れるな!
 子供心に真っ赤に
 痛めた根底
 虚城と激怒」
そこまで
自身に自信がないか?
前後左右に
人を置く奴なんか
だから嫌いなんだよ
「女だと?
 マザコンの
 誤魔化しが愛などの
 言葉に神聖化されて
 ママやパパが
 そんなに恋しいか?
 それよりも
 俺は
 この身と極言で
 何処へ行くのか?」
目の前の四人の
限りなく惨殺に近い
刑が確定した
愚行を恨め
俺は指に力を込め
お前達の
数か月先の未来まで
糸を張りめぐらせた
 

2003/11/13 (Thu)

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