詩人:放射能] | [投票][編集] |
少しずつ溜まって
もうじき体内の毒は
活動を開始する
倒れるのは
まさにあの娘に
声かける直前だった
微量ながら
チリも積もれば
山となり
あの娘への想いも
それに該当するような
恋のままで
終わりたくないような
一歩一歩
進めるのなら
ずっと二人で
気遣ってもらわなきゃ
うまく
いかないのなら
長続きなんてしないさ
有害に苦しんでて
距離をおきたいって
あの娘に何が起きて
変化を促したのか
理解できるはずもない
腰が引けた恋は
穴はあけども
先には進めないさ
ヤリに奪われてゆくよ
遠があったら
縁はなくなる
一番近い店に通うから
高い優しさは
買わないだろう
そばの優しさに
揺れるから