詩人:放射能] | [投票][編集] |
?月?日(?)
午後3時20分頃
ブック×××を
出た所で
タクシーの運転手が
やってきて
強盗だから電話してと
言った
俺はそれなら店に
頼んだ方がいいですよ
と店内を指差したら
運転手は何も言わず
中に入っていった
8b程右斜め前方に
タクシーは
停車しており
後部座席に男が乗って
いるのが見えた
しばらく少し離れた
所からタクシーを
見ていたが男は
ドアが開いているのに
動こうとはしない
まして運転手は
逃げ出しているのに
5分程で男は車を下り
店の出入口へ
妙にフラフラしている
男は店の前をウロウロ
訳がわからん
俺は様子を見ながら
近付いていった
何ともなさそうなので
出入口前まで来たが
自動扉は開かない
しまった!
男は入らなかった
のではなく
入れなかったのか!
振り返ると
男との距離は約1b
右手には包丁が!
ヤバっ‥
つづく