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放射能]の部屋


[35] 自閉症
詩人:放射能] [投票][得票][編集]

ぼくはハズされた
だからひとりぼっち
孤独を感じてならない
自閉症になったぼくは
喋るような
声をもってない
静かに静かに
なみだをこぼしました

寒い日は
心まで凍ったみたい
ぼくは
もう電話には出ない
誰か来ても
明かりを消して
居留守で通す

ひとりの
空間がほしくて
ぼくは
エレベーターの箱の中
頭を締めつけるような
頭痛がぼくを襲う
こわくてこわくて
あぁ明日のぼくが
かすんで見えない

受け入れて
もらえなかったぼくは
もう口をきかない
ただの1度でも
身にしみたぼくは
そんなに強くない

ぼくはハズされた
だからひとりぼっち
孤独を感じてならない
自閉症になったぼくは
喋るような
声をもってない
何処でも何処でも
なみだがこぼれました

ひとりの
空間がほしくて
ぼくは
エレベーターの箱の中
頭を締めつけるような
頭痛がぼくを襲う
こわくてこわくて
あぁ明日のぼくが
想像できない

受け入れて
もらえなかったぼくは
もう口をきかない
ただの1度でも
身にしみたぼくは
そんなに強くない

2003/06/05 (Thu)

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