詩人:放射能] | [投票][編集] |
錆びた鉄柵に
頬摺りする
おもむろに舌を
噛み切り奇声ラッシュ
精神の扉を開けた
食事は錠剤だった
意識だけは空を飛ぶ
解放されたい一心で
お前だけが味方だよ
って俺を抱きしめると
土から生えた
足が止まり
追い抜け追い越せ
気持ちだけは
やがて
誰もいなくなると
泣きじゃくっていた
子供に翼が見える
もうダメだ
俺にとっては
生きている事が逃げ
お前達が
ベランダから外を
見ている時
ひとり教室に残って
入院患者にコンニチハ
これでいいのか?
って聞くな!
どうか
地獄に往けますように
人命ではなく
人生でつぐなえ!
おかしいって言うから
おかしくなったのに
責められて生かされて
死ねと罵られて何度も