詩人:放射能] | [投票][編集] |
混乱に乗じて
世界をとれると
狙っていた
しかし
待つばかりでは
能がない
まるくなるものか
仕掛けたのは俺だ
詩による世界大戦
クーデターではなく
革命
まだまだ上まで
俺は階段を上がれる
屋上を設定せずに
限りなく
上りつめてみせる
フロアに
誰もいなくてもいい
ナンバーワン
じゃなきゃ
気がすまねぇんだよ
勝たなければ
それ以外は
負けなんだよ
敗北容認主義を殺せ
オンリーワンを殺せ
堕落に
しがみついた犬共め
コーヒーを
ブラックにするな
世界をブラックにしろ
負けてもいいなど
笑わせるな
それが
今のやる気のない
日本の正体か?
それなら
俺が強力な意志で
導いてやるよ
操ってやるよ
お前達は
波に揺られて
俺に任せればいい
それにしても
何と脆弱な
存在であることか
弱々しい光は
輝こうとすら
していない
強くなる
可能性のない者など
いないというのに