ホーム > 詩人の部屋 > 杞柳の部屋 > 夢

杞柳の部屋


[102] 
詩人:杞柳 [投票][編集]

責めている

クローゼットの奥
息を殺して



責めている

雑踏の中
左右非対称の仮面



責めている

責任転嫁の罠
良心を痛めて



だから何時か
胸のそれの
止血も兼ねて

母親よりも強く

強く抱き締めて
大きくこう囁いてやる





それでも、
オマエを愛してる。






ざまぁみやがれ

2005/04/14 (Thu)

前頁] [杞柳の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -