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杞柳の部屋


[6] 或る午後の哲学
詩人:杞柳 [投票][編集]

貴方は
「黙れ」と言う代わりに
妾の唇を覆う

妾は
「喋り過ぎた」と反省して
素直にそれに応じる


妾達はいつも
言葉(ベンリナモノ)を持て余す

そんな不器用な二人だから
こんなに惹かれ合ったのか


或る午後の哲学

2005/02/15 (Tue)

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