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杞柳の部屋


[96] 意図的な忘却
詩人:杞柳 [投票][編集]

学校と呼ばれる所は
死ぬ程苦痛で
直ぐにでも帰宅したいと
思って居た記憶しかなくて

だからと言って
窮屈な家には
如何しても帰りたくなくて

そんな15のあたしは
一体何処に行ったのだっけ




今となっては
如何でも良い昔話

けれど
医者が思い出せと
五月蠅いのよ

2005/03/16 (Wed)

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