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楓琳の部屋


[24] ただ寄り添う
詩人:楓琳 [投票][得票][編集]

あのときの
私の言葉が
あなたを傷付けたのだろうか




何気なく
何の気なしに
私が投げかけた言葉が
私の知らないうちに
あなたをじわじわと
追い詰めていたのだろうか





それならば
私はどうすれば良いのだろうか




謝っても
あなたは困ったように笑うだけだ
気にしないでと笑うだけだ
何も解決しない




あなたの気持ちになろうとしても
完全に
人の気持ちを理解することなんて
きっと誰にもできない





それならば
愛してみようか
あなたを愛しいと思うこの気持ちを
大切に持ち続けてみようか
自分勝手に押しつけるのではなく
ただ持ち続けてみようか




そうすれば
完全にあなたの気持ちを
理解することは出来なくても
そのこころに寄り添うことは
できるだろうか





2012/06/11 (Mon)

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