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、。の部屋


[14] 11-1
詩人:、。 [投票][編集]

空虚よ凡て
灼かな神なぞ信じては居ないのに
御座成のその科白吐いて反芻してる。あなた
責め立てて悖徳見せて見ても、あたしはハイネの様には成れない。
分かってる
続いてる行く宛ての無い事
縋る場所が縋る人が縋りたいの、と詰ま寄って来、あたしを喰らい食む
あなた気付いてないの。あたしが上手い演技をして居る事に
気付いてないの。あなたがそれに気付いてることに。無辜ななな

飲み込まない?そこにあなた居ないの?唯見えないの?
続いてる?あたしの命伴う痛み
死なんてあなたにもあたしにも求めや無い
やき千切れゆくあなたが気付いてることに気付かない様に泣いてお呉れよ。

周りは白くしか見えない。のになんであたしは息してるの?
始まらない人生一成り、流れに身を任せても見えなくなる許り。望んでた未來
死んで仕舞わば楽に為るか
死んで仕舞うと楽が終るか
散々と痛音。唯斬れと痛み痛む。73死んで見たい。
忘れた筈だったの自殺願望、震えて止まないよ。死んで見せたい
あなた達に全てに見せたたげたいよ
こんなにも残酷だって事を。

2006/11/22 (Wed)

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