紫陽花 彩鮮やかに 涙を誘う梅雨と共に 流るるトキ 静寂。封を閉じたまま 散らばった恋文なかなか云えない気持ちに 心癒えず何時しか 空には七色気温は上がり 紫陽花は姿を隠した未だ 増えるだけの 封筒 見苦しく梅雨明けと共に 胸の奥へ※不倫関係 妻には叶わぬ恋でして。
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