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矢井 結緒の部屋


[110] ガラパゴス
詩人:矢井 結緒 [投票][得票][編集]


化石燃料みたいに
いつか枯渇する
感性のような
先の見えてる燃料
だけを頼りに
どこまで行けるだろう

おばさんになっても
文学少女さながらに
図書館で左上見てたら
気持ち悪い気がする

アンテナは真っ直ぐで
受信出来るのは
お行儀の良い公共電波だけ

僻地に棲息する
生き物みたいに
わたしは独自の進化に
取り残される

2009/09/26 (Sat)

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