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山鳩の部屋


[43] かなしみの向こうにあるもの
詩人:山鳩 [投票][編集]

僕の知らない大きなかなしみが

君のなかで生まれている


いつもの微笑みの裏側に

僕の気付かない苦しみを隠している

言葉をこえた無言の叫びを

空耳のように聞いた


僕はあれから

君の言葉の裏を探るようになっていた

こころの奥まったところに

寂しく風が吹き抜ける


今こころに浮かんだあの丘から

海の向こうにある水平線へ

かなしみの向こうにあるもの

僕は泳いで行きたい

かなしみの魚になって

流されるままに

2007/10/03 (Wed)

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