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山鳩の部屋


[52] 哀しみ
詩人:山鳩 [投票][編集]

哀しみという地平線に
      秋の陽が沈む


哀しみを捨てに海へ行けば
      忘れ去られた歌が流れていた


哀しみをひとつコーヒーに溶かすのは
      すっかり忘れてしまいたいから


哀しみの星をひとつずつ数えて
      夜空を宝石箱にしてしまいたい


哀しみは毒りんご
      皮を長めに剥いてください


哀しみはタバコの煙
      ひとりぼっちが好きだから


哀しみは忘れた頃にやってくる            

2007/10/15 (Mon)

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