詩人:山猫 | [投票][編集] |
ほほに突き刺さる
夕暮れ強い風
コートの襟を立てて
少し足を早めた
光飾られた
通りの街路樹
横目で見ながら
あなたが待つ場所へ
最後の時へ
あなたの為と言ったことは
ちょっとだけウソだけど
嫌いっていうわけじゃない
わたしのことを
好きだっていうのなら
お願いわかって
こんな時のわがままも
もう最後だね・・・
恋が終わるときの
辛さは知ってる
だからこれ以上は
優しくしない
声もなくした心に
今すぐ気付いて
こんな時もわがままで
ゴメンね・・・
ひとり歩いていく
あなたの背中に
本当の気持ち
つぶやきだしてる
もう一度やり直せたら
良かったのにと・・・
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風邪を引いたあなたに
会いに行くのが愛なのか
そっと眠らせてあげるのが愛なのか
あなたの場合はどっちがいいの?
私は見た目よりも噂よりも
恋愛べたなんだから
どーしたらいいかわかんないよ
あなたの言葉も遠慮してるのか
本気なのか私の洞察力では
まだ見抜けない!
会いたい気持ちはきっと
2人とも一緒だと思うのだけど
想いを優先させるべきなのか
身体を優先させるべきなのか
2人の関係を永遠にするためには
いったいどうしたら良いの?
いっそのこと私に風邪をうつしてよ
あなたがどうするのか見たいから★
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こんなに一人の人を
心から 心の底から愛して
あなたはこんな私を
大事に 大事に思ってくれていて
たとえ一人でいる時でも
あなたの大きな存在が
私を優しくつつんでくれていて
胸のあたりがいつも
あったかくて嬉しくて
こんなに幸せでいいのかと
こんなに幸せにしてくれてありがとって
優しい気持ち 優しい顔になれる
私の遺伝子の足りなかった部分を
あなたが埋めてくれた
そんな気分 そんな気持ち
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好きだって単刀直入に言ったら
またショック与えちゃうかな?
前の人の事が
まだ頭の片隅に残っているから
驚くぐらい慎重になってる
とりあえず気持ちだけは
早く伝えたいんだけど
断られるにしても
早い方が立ち直り早いし!
でも もしかして
もうちょっとしたら
向こうも好きになってくれるかも
なんて
あまーい期待持ってるから
初雪が降るまで
待ってみよっと☆
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喧嘩した土曜日の夜に
今度会う時を思って
鏡見ながら作った笑顔は
赤くなった目がちょっと変
心の中でつぶやいた
何でいつもそうなの?
脱ぎ捨てたTシャツ丸めて
壁にぶつけても落ち着かない
じゃれ付いた足もとの猫を
愚痴をいいながら抱き上げる
TVを見てもお風呂に入っても
モヤモヤしてはまってる
携帯電話のメモリダイアル
一回コール鳴らしてすぐに切る
こんな事何度も繰り返してるけど
今回はちょっとダメかも
なんて弱音はいてる
気がついたらすぐに電話して
ゴメンの一言で許してあげるから
光りだす携帯
画面にはあなたの名前
すぐには出れない
声を整えてさりげなく
でもその後黙り込む
電話かけた?
なんて分かってるくせに
一歩譲って私から言おう・・・
「ゴメン!」
二人同時に言って笑い出す
私たちやっぱりこうじゃなくっちゃ!
また喧嘩しないようにもう電話切るよ
これからも仲良くしようね
おやすみ☆
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砂浜に付けた足跡に
静かに入り込む海水のように
あなたと私は出会った
あなたも私も心に大きな穴をあけ
心のありかさえ見失っていた
そんな時
潮の流れに導かれて
あなたは私の前へ
私はあなたの前へ
ほんのわずかな時間と言葉だけで
何の抵抗も感じず
何の疑いも持たず
二人はひとつになった
身体からあふれ出ようとする程の
満たされたこの想い・・・
私は今
あなたという大海原を
気ままに漂っている
二人の心のありかはここだったんだ
ここだったんだね
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何も考えず
何もかも捨ててしまえたら
生まれてきた意味さえも
彼方に追いやってしまえたら
この身に降りかかる
どんな火の粉さえも
熱さも痛みも感じずに
弾いてしまうだろう
誰でも持っている悩みだから
耐えてるだけなんて・・
悩みと言うものは
人類が発達するための
必要悪だったのか・・
何故にと思うことさえ
身体にも
心にも
重圧だと思うのだけど
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初めて会った時のこと覚えてる
あなたはちょっとすねたような顔してた
私なんか目に入らないよって
痛いのにやせ我慢して
そんなところも好きだった
初めて見た時から・・・
私だけが知っていた
あなたのこれからのこと・・・
少しずつ私に心を開いて
他の人からからかわれるくらい
仲良くなって
こんな私を見て
あなたは私と同じ仕事をしてみたいって・・・
私だけが知っていた
あなたに残された時間・・・
少しずつ痩せていくあなたを見ながら
私は平常心で
いつもと変わらぬ態度で
あなたと話しじゃれあった
あなたは痛みに絶えながら
夢に向かって生きていた・・・
私だけが知っていた
あなたは・・・
血だらけになって入院した日
あなたと最後の会話を交わした
こうなる日が来ることを
私だけは知っていた・・・
言葉を交わせなくても
首の動きだけで
あなたの気持ちが分かった
見えなくなった目のわずかな動きで
あなたが私がいることを
感じてくれていることがわかった
あなたが生きたいと願っていること
私も分かっていた・・・
痛みと苦しみから解放されて
あなたが逝った後
ゆっくり休んでねって
あなたに最後のメールをした
私のおかげであの子は最後まで
夢に向かって生きることが出来ましたって
あなたのお母さんからのメール・・・
力をもらっていたのは
私だった・・・
あなたの声も笑った顔も
あなたの一途なタマシイも
わたしの心に
あの時のまま存在している
あなたに誓う
あなたの分まで
私は生きる
あなたに恥じぬよう
私は生きていく
あなたがそうだったように
止まらずに
常に夢だけを信じて・・・
私を見ててください
疲れた身体をゆっくり休めながら・・・
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結婚結婚ってうるさいよ
確かに幸せかもしんないけど
よそでやってよ
人間の愛はまるでそれが全てであるみたいに
結婚なんて
はるか昔の名前も知らない人達が
勝手に決めた儀式じゃん
そりゃ
できることなら
したいけどさ・・・