詩人:山猫 | [投票][編集] |
エスカレーターで
後ろから抱き締められた
周りのみんな見てることよりも
嬉しさの方が勝ってて
心臓バクバクで
顔の緩みがおさまりきらない
あなたの手を払いのけることも
できずに固まってた
「こういうの平気なんだ!」
ってそういうことではないけど
恥ずかしくて平気でもないんだけど
嬉しい気持ちが一番
そんな綺麗な顔をした
あなたがこんな事するなんて
あなたの魔力にますますメロメロ!
脱出不可能な恋愛の壷の中に
どっぷりはめられた気分
自分から飛び込んだって話も・・・
あなたに見事に操られてる
そんな自分も愛しくて
今日はわたしが生まれてきてからの
一番の幸せな記念日☆
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窓にぶつかっていた雨も風も
ずーっとずーっと向こうに行ったみたい
絵に書いたような青くて高い空
まだうっすら残ってる風が
体のまわりをクルクルまわる
明日やっとやーっと会えるんだ!
今からもうドキドキしてるよ
まだあなたがわたしのものである
自信はあんまりないから
何をしゃべったらいい?
どんな顔したらいい?
なんて考えて
変な汗もでてきてる
ああ
明日もこんな空だといいなあ
あなたがわたしといる時間を
少しでも気持ちよーく感じてくれるために
他力本願でも何でもいいんだ
あなたがわたしと同じ気持ちに
少しでもなってくれるのなら
今日はご飯も少なめにしとく
なんて最後の悪あがき!
あなたはドキドキしてないのかなあ・・・
ああ
ドキドキ・・・☆
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幸せだって思ってたあのこが
自分でそうじゃないって
電話の声も辛そうに
でも元気だよって
友達にもなれないって言ってたあいつが
二回も電話してきて
明日部屋に行くよって
待っててくれって
枯れたサボテンが
早く片付けてって
でも捨てれなくて
乾いた肌が
時計の音を弾いて
曲がり始めた心を隠している
聞いてる曲よりずっと現実なのに
見ている空よりずっと実感なのに
嫌いになろうとしているあの人も
言い訳に負けそうで
そのままにそのままで
今日は会わずに
3つの障害が
高くなり続けて
でも戻れなくて
冷たく雨が
歩道の石をたたいて
溜まり始めた涙を震わしている
見ている夢よりずっと現実なのに
知ってる事よりずっと実感なのに
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好きで好きで好きでとまらない
声が聞きたいけど
一回電話したら
切る勇気が無いから
電話もできないよ
こんな自分のどこに惚れてくれたの?
メールの件数が半端じゃない
でもとめられない
好きで好きで好きなこと
伝えても伝えても伝えても
足りない気がする
本当に本当に好きなこと
わかってる?
あなたはどうみても
もてるタイプだから
心配で心配で
だからだから
自分のこと
インプットしたいの
あなたのまわりに
ブラインド落として
自分以外見えなくして
独り占めしたい
この胸の中に
しまってしまいたいくらい
好き過ぎてゴメン
惚れ過ぎてゴメン
うざったくてゴメン
自分でも止められない
恋心が
暴走しちゃってるんだ
だから
うまくかわして
このままじゃ
あなたも自分も
正面衝突で
共倒れだ
でも
それもいいかも・・・
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あいつのアドレス
2つに折って飛ばしてしまえ
かすめる秋風が落ち葉と交ざったら
つまらない痛みも心から消えていくよ
ときめく心感じたら
始めましょう
今すぐ
星屑よりも転がっている恋
拾いましょう
ねえ
立ち止まってないで
チャンスをものにして
自分をもっと可愛がって
思っているよりも現実は意外で
束ねたコスモスをひとつずつちぎって
好き嫌い言うよりも
動き出そう駆け足でね
キラキラしてるよそんな時の瞳
磨きましょう
今から
あなたを縛るもの全部蹴飛ばして
ずーっと向こうに飛ばしてみようよ
さあ
高い空の下で
大きな夢の中
進んでいきましょう
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よく誘えるね
あんな事しておいて
もうほっておいてよ
顔も見たくないし
声も聞きたくないし
あなたのこと考えたくも無い
私の人生から早く消えてよ
私は私で幸せになりつつあるよ
淋しさまぎらせる相手も何人もいるし
悩みをちゃんと聞いてくれる
優しい人達も周りにいる
これ以上私に近付かないで
もう
不幸をもたらさないで
あなたとあの子は疫病神
私の人生を狂わせた
私は
私を殺して
あなたから離れた
だから
あなたも私には
二度と
近付かないで
声をかけないで・・・
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振り切れるように
心晴れるように
今まで溜めた涙も
すべて溶かして
何も無かった頃に戻るだけ
ただそれだけだよ
うろこ雲に夕焼けがにじんで
君の好きな色に街が染まる
まだ仕事は終わらないんだろうね
でも
もうそれも関係ない
たくさんの話したいこと
帰り道に捨てるよ
誰にも気付かれないようにね
振る切れるように
心晴れるように
愛することの辛さも
すべて忘れて
君を知らない頃の自分に戻るだけ
ただそれだけなんだ
足を止めたトンネルの歩道
雲がオレンジ色に街を染める
また誰かを好きになるんだろうね
でも急ぐ必要ない
限りある運命だから
迷いながらいこう
苦しみは引きずらないように
振り切れるように
心晴れるように
愛することの喜びだけを信じて
明日どこかで出会う人のために
ただそれだけでいい
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あんな恥ずかしい事があった
あんな嫌な事があった
あんな悔しい事があった
あんな悲しい事があった
あれもこれもそれも
全部自分
たまには振り返ってみないとね
忘れようとしたって
実際忘れていたとしたって
それは全部自分
しっかり心にとめておかなきゃ
あんな事もこんな事もそんな事も
全部乗り越えて
全部踏み越えて来たんだから
昨日の事なんて
今朝の事なんて
明日起こる事だって
何でもない
ね
大丈夫だったでしょ
全然平気でしょ
自分ってやっぱりすごいでしょ
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I just can't believe that.
Do you really mean it?・・・
切れた電話ベッドに投げたまま
真夜中一人街を歩く
空を隠す秋色の葉が肩に落ちてきて
いつもつないでた左手にあたった
二人が離れていた分だけは
深く愛したはずだったよね
見えない距離があったことなんて
全部嘘だよね?
あなたに送ったテレパシーが今
行き場をなくして飛び続ける
閉ざされたことに気付かないまま
そらを突き抜けて
きっといつかは一緒になれること
ずっと二人とも信じていた
聞き返したあなたの言葉
本音だとしたらやりきれないね
2度目の冬がもうすぐ来るのに
会いに行く約束もしたのに
声さえ聞けなくなるなんて
想像できない
心の中のエネルギーはまだ
こんなに激しく燃え続けて
終わっていること気付かないまま
胸を焦がし尽くすよ
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違う呼び方で呼んだ意味
多分考えてる通りだよ
そんなに深い意味はない
誰が最初に呼んだかは
分かっているはず
耳のすぐそばの君の声
消した気持ちくすぐるよ
すねてるわけじゃないけれど
違うとこ見てるのが
くやしかっただけ
ちょっとだけの反抗
こまらせてゴメン
それでも“いいよ”って・・・
そんなひとだから
みんなダマサレテ
みんなキズツイテ
でもみんなスキデイテ
スキデイテ・・・
今が楽しいって言うのは
すごい仕返しの言葉だね
良かった・・・なんて呟いた
どれが本当の気持ちかは
気付かれてるけど
電話だから言えた
ウソついてゴメン
それでも“ありがと”って
そんなひとだから
ワスレラレナクテ
ずっとクルシンデ
でもみんなスキデイテ
スキデイテ・・・
みんなダマサレテ
みんなキズツイテ
でもみんなスキデイテ
スキデイテ・・・