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山崎登重雄 2の部屋


[3] 通院日
詩人:山崎登重雄 2 [投票][得票][編集]


街の匂いを感じながら

のんびり歩いて医者通い

久しぶりによく晴れた

少し暑い日

小さくなった歩幅

笑いながら

すれ違うパトカーに会釈

ご苦労様です

昔は気にした体臭も今は気にしない

病んでしまった俺にはすべてを受け止める

覚悟の実践が何よりも薬

心地よい汗をかいて香る加齢臭

ありのままありのまま

頑張れ俺

待合室で綴る今の静かなメロディー

感じて貰えたら凄く幸せ

2018/09/17 (Mon)

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