詩人:死人 | [投票][編集] |
微かに聞こえる あなたの声 私は 耳を澄ましあなたに近づいてく しかし あなたはいない そこにあったのは 月で光る綺麗な海だった ゆっくり目を閉じ 思いだす あなたの笑顔 あなたの声 今は遠く離れてるけど いつかまた会えるよね 静かに眠る 想い出が 時に 辛くなってくる でも 忘れない あなたの存在を ずっと ずっと
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偽りの自分が 憎くて仕方ない 仮面を被った自分が いつも 笑っている ほんとは つまらないのに 表の自分を出すのがいつしかめんどくさくなった だから いつまでも 偽り続ける 私はもう 死んだんだ
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青空の下 風がなびいてる 私達は手を繋ぎ 幸せを夢みている こんなに 苦しい日が続くのは 今だけだから と お互い 励ます 私達は普通に生まれたはずなのに なんで こんなに辛ぃことが多いのかなぁ? でも 泣いた分だけ私達は強くなれるよね 幸せになれるよね? いや 絶対なるよ なってみせる だから その希望の日まで 我慢して 我慢して 頑張ろうね 私はあなたが大好きです あなたも私が大好きです だから 大丈夫 絶対に 大丈夫 ずっと 一緒に 永遠に
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人間って分からない なんで 同じ過ちを何回も繰り返すのだろう なんで お互い情がないのに 一緒にいるのだろう 悲しみや苦しみや憎みの中に 何があるのだろう 私には 闇にしか見えてこない 何故 裏切るの? 何故 口だけなの? その場のしのぎ? だと したら そんなもん いらない むなしくなってくるだけ 誰を信じたらいいのか分からない 人間って 分からないよ 分からないよ
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誰もいない 雨の日に 私は 一人で 火葬場の前にいた 何故か 苦しみだけがこみあげてきた 中で 誰かが燃やされてる 助けなきゃ しかし もう 遅かった 中から出て来たのは 白く綺麗な骨だった さっきまで いたはずのあの子 今はどこに? その骨は 埋められ もう 出会えない あの子はどこに? 一体 どこに?
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焼けた土地に 残ったのは 何もない 枯れ木だった 穴が開いた 心臓に 生き残ってしまった 自分 歩き出す度に悲しみと怒りが 壮絶してる 置き去りにされるくらぃなら 死を笑って受け入れればよかった 誰か いないの? 助けて なんて言える訳なかった 私がみんなを殺したんだから この世の果てに 私は何を望む? 自分が分からない 誰か 私を 殺してください 殺してください