詩人:やす | [投票][編集] |
今、君はいない
僕の側にも、誰かの側にも
今でも残ってる
最後に君を抱きしめた感触
思い出す
忘れない
忘れられない
昨日のことのように・・・・
朱に染まる思い
君の思い 俺の思い
もう交わる事はない
繋げよう この思いを
やがて来る時のために。
いつか会う君のために。
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人は何かを背負っていきていく
背負いながら育っていく
期待 愛 恩 恨み 憎しみ
思いを背負いながら人は大きくなる
背負わされる者 自ら背負う者 捨てていくもの 失うもの・・・
背負うから強くなれるのか、全てを捨てて強くなるのか
答えはないのかもしれない
でも俺は背負っていきたい
捨てたいと思ったこともある
捨てきれないから、今も生きている
そう思いたい
これからも思いを背負って生きていく
去っていったあいつの分も・・・
死んでいったあいつの分も・・・
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時に雨音は人を狂わせる
耳につく雨の音 思い出すあの日の事
笑う君 泣く俺 集まる民衆
なぜ君は笑ったの?
最後の時 なぜ笑ったの?
頬を伝う手 最後に何が言いたかったの?
なんて言おうとしたの?
泣くしかできなかった俺に
何を伝えたかったの?
雨音に君の笑顔
悲しい弱い君の笑顔
雨音を聞くと今も思い出す
今ならわかる
君が言おうとしたこと
それは・・・・
泣かないで・・・
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人は生を受けたとき
愛に満ちている
母の愛 父の愛
幸せに満ちている
それから離れる時
寂しさが残るだろう
孤独・悲しさに襲われる
そして愛を求め彷徨う時
もがき苦しむ事となる
もどかしさに嘆く
愛さえも時に人を傷つける
悩ませ狂気となりうる
人は愛を求めるが故に傷つく
しかし求めずにはいられない
思いは廻る
静かに強く廻る
朽ちる事などない
友よ、恐れるな
今思いを繋げ
その思いは今しか持ち得ないのだから・・・
PS.この詩が友の心に伝う事を祈る
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人は傷つけあい裏切り、そして荒む
裏切りのない人間などいない
それが間違いであっても・・・
裏切られ、傷つけられ、殴られ、刺され・・・
また裏切られる
絶望の淵から希望は見えない
心が絶望に満ちているから・・・
そこから堕ちていくものもいる
間違っても希望など見えない
絶望の淵に立ち見えるのは何?
死?
もう一度振り返ってみな
希望があるから。
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黒い花が咲いた
漆黒の闇の花が咲いた
望んだわけじゃない
光も通さぬその花びらは
大きな闇を作るだろう
光を一切遮断する
いつか
その闇をも包む
光が来る事を望む
待っていよう
光の花を咲かせた
君の事を・・・
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あなたの心に響く声
誰の声ですか?
恋人の声
父親の声
母親の声
子供の声
兄弟の声
姉妹の声
友人の声
他人の声
皆の声があなたに響くわけではない
だからオレは詩を書く
もし一人でもいいから
オレの声が届くなら
オレは詩を書きつづけよう
オレの思いが連なる詩
好きでいてくれる人がいるならば
その人の心に伝う詩を書こう
オレの真意が君に届くように・・・
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オレの歩いてきた足跡
オレがいた証
オレが存在していた証明
オレの足跡を辿る者はいない
誰にも辿れない
だけど見ることはできる
聞くこともできる
真似る事もできるだろう
オレの生きてた証はきっと誰かが継いでくれる
オレがいなくなってもその先を歩いてくれる人がいる
それがオレの生きる価値
生きる糧となってる
そう信じる事で今生きてる・・・
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昨日は今日へ
今日は明日へ
全てのものを繋いでいく
昨日繋いだもので今日も明日へと繋ぐ
その繰り返しが人生
変えられぬものが運命
変えようとするのが意思
その意思を紡ぐのが人
そして今日も明日に繋げよう
未来へ繋げよう
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いつも、孤独だった
一人でいる夜、孤独な夜
それが一番だと感じてた
暗い孤独の夜が安息にもなってた
あの頃、一人が好きだった
闇の中で一人悲しみ、泣いていた夜もあった
その悲しみは安息にかわる
君がいない夜
君がいなくなった夜
僕は安息を忘れていた
あの頃にはもう戻れない
もう孤独の夜は好きになれない
月を見上げて君を思い
星を見つめて君を思い
温もりを求めただ彷徨う
泣きながら、途方にくれ、君という光を探す
君に会ったあの日のように・・・
でも・・・・
君はもういない