言葉は大気に
溶けてゆく


心は土に
還せばいい


気持ちは大地に
ぶつければいい


空はいつも高いし
果てしない


あなたは此処にいて
いいんだよ

夕暮れが
綺麗に浮かぶこの時間


ひかりに重なる
あなたの背中


自然と生き物のが
もっとも融合しあう
幸せの時間


全てが溶け合う
自然とのカタチは


この世のもっとも
美しい姿


あなたの背中を
優しく抱きしめ


私も一緒に
溶け込もう

好きなひとがいる


愛しく思える存在が
ある


それが唯一の
生きてる理由

和らいだ風に
包まれる君をみて


私も優しさで
君を包み込もう


君が柔らかな
微笑みで私を見る時


私は君から
幸せと喜びを感じられるよ


振り返る季節にはどれも


君を抱きしめる
　　私がいた

あなたは
傷つけられるために
生まれてきたわけじゃない



あなたに
傷つけさせるために
生んだんじゃない



あなたは
死ぬために
生まれてきたんじゃ
ない



あなたを
苦しめるために
生んだんじゃない



あなたに
殺されるために
生まれてきたわけじゃない



お前に
殺させるために
生んだんじゃない！



生きるものの
命と幸せだけは



誰にも邪魔する権利も奪う権利もない

責めるだけじゃ
何もわからない


責めるだけじゃ
何も生まれない


許すという行為は
人として
優しくなる為の
第一歩


自分を解ってもらう為には
自分がまず
してあげよ?


簡単な事なんかじゃないさ


でもね


新しい始まりは
　きっと


そこから始まるから

人間はなぜ
大地を大切にしない


人間はなぜ
大気を大事にしない


人間はなぜ
自然を愛しく想わない


だから人間は地球に
愛想を尽かされるんだ


愛さないものは
決して
愛されない

悲しみを受け入れれると
優しさに気付く事ができる



哀しみを知っていると
優しさを分け与える事ができる



悲しみがあるからこそ
人は優しくなる事ができる

植物たちは思う
なぜ必要以上に人間は私たちを刈るのか


大気は思う
なぜ人間は私たちを
こんなにも汚すのか


大地は思う
なぜ人間は私たちを
都合よく埋めてしまうのか


人間が住みよくなれば自然界は哀しみに覆われる


人間が自然に勝てるわけなんてないのに


地球の青色は
愚かな人間の
涙色に染まっていく

大気は優しく歌い


植物にそそぐ
心地よい音色


光は闇と共に奏でる
大地の合唱


この地球《ホシ》と共に
今一緒に溶け合おう