詩人:バーモント | [投票][編集] |
あなたの側に
居れないとき
私は大気となり
あなたを包み
あなたが立ち止まり
困ったときは
私は大地となり
あなたを支えたい
言葉には
出さないけれど
私の
あなたへの想い
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この場所からあなたへ
そっと風を送る
心地よく風に触れた
あなたの顔が
笑顔の香りとなり
私のもとへ運ばれる
優しさは香りとなり
風にのり
私へと帰ってきた
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この地球(ホシ)に
人間がいなければ
花や草は自由に
限りなく咲き
木は成長をし続けて
やがてどれも
巨大樹となるだろう
そして永遠の
生命の地球
(いのちのホシ)と
なるだろう
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風になって運ぼう
君への思い
あなたへの気持ち
風になって運ぼう
空をめぐり
風にのり
言葉は重いが
心はこんなにも軽い
風になって運ぼう
あなたへ 君へ
この想いを
いま
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植物たちは思う
なぜ必要以上に人間は私たちを刈るのか
大気は思う
なぜ人間は私たちを
こんなにも汚すのか
大地は思う
なぜ人間は私たちを
都合よく埋めてしまうのか
人間が住みよくなれば自然界は哀しみに覆われる
人間が自然に勝てるわけなんてないのに
地球の青色は
愚かな人間の
涙色に染まっていく