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バーモントの部屋


[67] 電車
詩人:バーモント [投票][得票][編集]

窓の景色は流れている



あなたを残して
私の景色も
流れていく



大丈夫



駅を降りなければ
景色は廻りながら
流れていくから



心にあなたを連れて
私の
限りある人生を



またいつか
窓越しにでも
あなたに出会いたい



だから私は
また一つ駅を
見送る


2008/04/09 (Wed)

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