詩人:やゃ | [投票][編集] |
僕の中の空白分 埋めることができるのは
君だけだと思った
そういう出逢いだったんだ
君に出逢って 僕は変わってしまったよ
暗闇が棲み付いてしまって 出て行かない
君は僕に暗闇を覗かせて
僕の暗闇を覗かないまま 手を離した
あれから 僕は彷徨って
そうして またここにいる
いろんな人に出逢ったけれど
僕の空白分の人ではなさそうだ
依りかかって 依りかかられて
依りかかり合って 生きていたくて
君の声が聴きたくて 君の言葉が聴きたくて
依りかかり合って 生きていきたくて
何度も手にとってはみるけれど
小さな囲いの中の君は
僕のことを見ないまま
あのときも 今も これからも
僕の中の空白分 それが君なのかも知れない
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どうしてこんなに弱いんだろう?
強いってどういうことだろう?
自分を持ってるってこと?
じゃぁ、僕は何?
・・・・くだらない疑問だね
悩みすぎて
考えすぎたら
どうでもよくなって
なんにも見えなくなって
なんにも聴こえない
でも そこに至るまでが辛い
騒音だらけで
目を閉じても
耳を塞いでも
うずくまっていても
堕ちていけない
助けてって 繰り返すけど
本当は
助けてほしいのか
突き落としてほしいのか
わからない
終わってしまえればって思うけど
それができないなら
キオクソウシツにでもなりたいや
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突き放すように この僕から放たれた言葉は
君に どう響いたのだろう
笑顔の言葉を残したまま
君は 今どこで何を思っている
辛くはないかい
寂しくはないかい
今でも ちゃんと君を思い出す
目を閉じてても 開いていても
真っ暗な 真っ暗な部屋の中で
ひとり 眠りに落ちるための耳鳴りを
今でも
君は
今でも
君が
心配なままだ
心配は僕の役目だったから
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「おかえり」って言わないって 約束したの
君はどこにも行ってないから
「おかえり」って言わなかったね かたくなに
僕はどこにも行ってなかったから
本当の存在がここにあるって こういうことだね
君の言葉を思い出す
君との約束を守ろうとする
僕は強くなれたようだよ
「おかえり」の代わりを探しておかなくちゃ
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どんなに世界が僕らをおいて
昨日を今日を 忘れて廻っても
どんなに言葉が僕らを笑って
明日を未来を 隠して攫っても
出逢えたことが 何よりで
存在こそが 唯 唯一
遼遠を嘆くより
悠遠をこえて
君の心の平安を
誰より何より 願いましょう
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君を苦しめた その誰かの過ちと
同じことを しでかそうというのか
僕を好きだという君は
それでも僕を許せますか
頭でっかちな人間の 戯言にすぎない?
頭より心が君を好きでいて