詩人:ヒガシ | [投票][編集] |
雪が大地を白く染める
それを見て自分の心も
白くなったような気が
したんだ
やがて雪がとけ黒い土
が見えてくる
「オレと同じじゃん」
でも…願っている
オレの黒い土にも花が
咲くことを
今度は綺麗な花を育て
ていこう
枯れないように
傷つけないように
オレは知っているから
花は簡単に折れる
ことを
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月が光る夜
僕は走りだす
ただあてもなく
行き着くところは
いつも同じ
ハマナスの花が咲く
あの海岸
僕がこの世で一番好きな
場所
でも太陽がでてる時には来れない場所
アノ人との約束の場所になってしまうから
夜なら誰もいない
約束の場所にもならない
ひとり煙草をふかす
そうするとまた聞こえてくる
あの声
「君は自殺志願者かい?」
そうなのかな?
「そうじゃないか。いつも 夜にしかも一人ぼっちで くるだろ?」
まぁ心配すんなよ
心を洗いに来てるだけだからさ
すぐに汚れてしまう
この心を
詩人:ヒガシ | [投票][編集] |
君は僕を嫌いになったみたいだね
いつかこの日が来るのを僕の心はわかっていたのかな
僕は君の歩く道に種を蒔いて行ったよ
その種はどれも綺麗な花を咲かせる事ができると信じているよ
でも君にとっては雑草にしか見えないかもしれない
誰かが踏み潰すかもしれない
いいんだ そうなっても
僕が勝手に蒔いた種だから
ただ僕は願い続けるよ
この思いが水となり光となるから
そしていつしか君の歩む道が綺麗になる
そう信じている