詩人:ヒガシ | [投票][編集] |
君は僕を嫌いになったみたいだね
いつかこの日が来るのを僕の心はわかっていたのかな
僕は君の歩く道に種を蒔いて行ったよ
その種はどれも綺麗な花を咲かせる事ができると信じているよ
でも君にとっては雑草にしか見えないかもしれない
誰かが踏み潰すかもしれない
いいんだ そうなっても
僕が勝手に蒔いた種だから
ただ僕は願い続けるよ
この思いが水となり光となるから
そしていつしか君の歩む道が綺麗になる
そう信じている
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月が光る夜
僕は走りだす
ただあてもなく
行き着くところは
いつも同じ
ハマナスの花が咲く
あの海岸
僕がこの世で一番好きな
場所
でも太陽がでてる時には来れない場所
アノ人との約束の場所になってしまうから
夜なら誰もいない
約束の場所にもならない
ひとり煙草をふかす
そうするとまた聞こえてくる
あの声
「君は自殺志願者かい?」
そうなのかな?
「そうじゃないか。いつも 夜にしかも一人ぼっちで くるだろ?」
まぁ心配すんなよ
心を洗いに来てるだけだからさ
すぐに汚れてしまう
この心を
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雪が大地を白く染める
それを見て自分の心も
白くなったような気が
したんだ
やがて雪がとけ黒い土
が見えてくる
「オレと同じじゃん」
でも…願っている
オレの黒い土にも花が
咲くことを
今度は綺麗な花を育て
ていこう
枯れないように
傷つけないように
オレは知っているから
花は簡単に折れる
ことを
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あなたを傷つけて
あなたを失った…
誰かが言う
「新しい恋はしないのか い?」
僕はこう言う
「まぁそのうち…」
心の中で本当の僕が言う
「もう…大切な人を
傷つけたくはない…」
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月が光る夜
僕と君は確かめ合った
僕がここにいることを
君がここにいることを…
この時が永遠になるように僕は願う
やがて終わりを告げる光 が僕らを照らす
君はまた行ってしまうんだね…
二人を切り離す太陽なんかいらないよ
でも
太陽の光を浴びて
育った桜の下で
僕らは恋をした
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僕は言った
「愛してるよ」
君は言った
「大好きだよ」
とうとう君は言ってくれなかった
「愛してる」と…
オレのなかでは
「愛してる」>「大好き」
これはオレの思い違い?
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10年前の自分から手紙が
届いた
「僕はいま何をしていま すか?
楽しい毎日を送ってい ますか?
大好きな人はいますか ?
今の仲間達と笑って遊 んでますか?
僕は早く大人になりた いです。」
どの質問にも口を塞いで「大人になんかなんない ほうがいいよ…」
小声で言ってしまう今の自分がいる…
ふと手紙の下のほうを見てみる
「ガンバレ」
そこには今の自分よりも大人な自分がいた
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今日神から「声」を奪われた
なぜオレなんだろう?
誰かの心を傷つけてしまったから?愛する人を悲しませたから?
伝えたい言葉
伝えきれない言葉達が
心の中で泣いている…
その涙が目からも溢れてくる
せめてこの言葉達を手紙で伝えよう
少しでも「声」に近づけたいから…
でも神様…
一つだけ願いを叶えてくれないか?
オレの最期の瞬間に「声」を返してくれるだけで
いいんだ
そしたらオレは言うよ
心からの
「ありがとう」
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伝えたい伝えきれない
この想い
やっぱり一人ぼっちに
なって
やっぱり君には届かなかったんだろうね
どうすれば伝えられるのかな?
言葉がなかった時代
みんなこの想いを
どうやって伝えたんだろう?
もしかして想いが見えてたのかな?
じゃあ教えてもらいに
行こうかな
この想いの見せ方を…
かわりにこの言葉を教えようかな
「愛してる」と