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のんの部屋


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詩人:のん [投票][編集]

時々思い出すの

幼い頃の記憶

何もかも掴みたがって


掴めなくて

悔しくて泣いてた

愛されることに

こだわってばかり

愛することなんて

知らないかのように

笑顔で「ありがとう」
精一杯の愛

ごめんね

いつもワガママだった


愛されるなんて高望みして…


愛されたくて

一人拗ねて

構ってくれるの

待ってたの

気付かれないように

一人トイレに鍵かけて


溢れる想い流してたの


でもね今なら言えるよ


生きてることが幸せで…


それだけで良かったんだって…


この記憶は

鍵かけて胸にしまうから…


もう忘れたいの…

人を憎みたくないの…


忘れさせて…全て


幻だと思わせて…

幸せが枯れないように…

2007/01/18 (Thu)

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