詩人:のん | [投票][編集] |
夜が語る 理想と現実 いつからが見えなくなった未来
星が散るように輝きながら舞う努力
どこへいったの?あの頃の自分
手を伸ばさなくても届いていたと気がついたのは最近
年月を重ねると共に臆病になったのかな?
冒険より安定を欲しがるのはなぜ?
眠れぬ夜には オルゴールを片手に タオルケット握りしめた
明日が待ってるのは「普通」なはずなのに
明日を迎えるのが怖いと思うのはなぜ?
重ねる幸せと ないものねだりする矛盾
どこからその物差しはきたの?
「当たり前」その基準は多数決が決めたもの?
眠れぬ夜には ホットミルクと本を片手に
温もり探すのはやめよう
朝陽が輝くのは 希望じゃなくてもいい
今握ってる現実に向き合ったって良いじゃないか
シワシワになった掌に握れるのはまだ何かわからないけど
今だって星屑の1つにはなるだろ
流れ星には程遠くてもいい
一期一会を繰り返しながら残った軌跡は
そんな一瞬じゃ語り尽くせないよ
lonely Only Story
命芽生えた時から始まった物語には
鉛筆も消しゴムもなかった
どこかで誰かに色を貰っても
物語の終末はまだ読めないよ
アルコールや煙に頼ってもいい
溶けだす時間は物語の1ページ
軽くあくびして拳握りしめて
真っ暗な部屋の中で闇に溶ける
いつかの物語の結末には
誇れるもの1つあったらいいなぁ
積み重ねてきたものだけじゃなくてもいい
生きてきた意味なんて誰にもわからないから
朝陽が昇る この時を嫌っていたようで 実は待っていた
そんな物語でもいいじゃないか