詩人:十七夜 | [投票][編集] |
君を
夏の一日に喩えようか
景色を彩る緑の深さも
日陰の土の冷たさも
染み込んだ光の匂いも
全てが君であって
君でない
君はもうすぐ
消えてしまうだろう
だが
夏が終わっても
この詩は読まれ
君は生き続けるのだ
詩人:十七夜 | [投票][編集] |
誇らせて下さい
愛なきこの時代に
こんなに君を愛する事
許して下さい
二人一緒でないと
生きてゆけない事
二人で染まろう
二人に
禁忌を犯した愛情は
今、形と成る。
詩人:十七夜 | [投票][編集] |
君の事、手に入れた。
やり方は少し
汚かったかもしれない
でも
それでも
君を僕のものに
したかった。
したかったのに
"あなた、誰…?"
だって。
君の全てよ。
詩人:十七夜 | [投票][編集] |
私がどれ程
君を愛しているかなんて
とても言葉では
言い表せないから
隣で眠る君を
起こさない様に
そっとベッドを下りて
今、ペンを握っています
前略、愛する君へ。
もし生まれ変わっても
私はきっとまた
君に恋をする
何度だって恋をする
私は君に
永遠に恋し続ける―…