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夜市の部屋  〜 新着順表示 〜


[3] 砂山の如く
詩人:夜市 [投票][編集]

君は独りで
現(ウツツ)を彷徨う


君は独りだと言う

自分は孤独だと


もう誰も信じないと



では、この少年はどうなるのですか?

君を信じているのに
君をあいしているのに





瞳は空虚








そしてその少年もまた崩れ墜ちる

砂山の如く

2004/10/27 (Wed)

[2] イヌ
詩人:夜市 [投票][編集]

生まれ変わったら
「犬」になりたいと君は言う

それを聞いた少年はこの世に絶望した

何が君をここまで追い詰めたのかと

僕が愛してあげるからお願いします

生きて

2004/10/19 (Tue)

[1] 夜の空の飛行機雲
詩人:夜市 [投票][編集]

それは まるで

ヒトスジの道のように空の傷のように


黒い黒い闇を背に

真っ直ぐ白く

少年の頭上を突き進む

2004/10/19 (Tue)

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