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優心の部屋  〜 新着順表示 〜


[8] 輝きの遺書
詩人:優心 [投票][編集]

君が遠ざかってゆく

さっきまで私のすぐ隣に居た君

一歩一歩着実に

二人の距離を広げて

涙で滲んだ目

君がぼやけて見えなくなるから

瞬きして…

次に目をあけた時

君はもう私の前には居なかった

私はそのままそこに座って

君が居なくなったこの場所で

柔らかな雪が私の心を慰めた

薄く白く積もった雪は

私の足取りを導いてくれたよ

新しく真っ白な道筋に

私の未来が

見えた気がした

そこには君と
真っ白く空高いきれいな場所で

二人は幸せそうに笑ってた

君より少しだけ
私はそこへ先に行くね…

永遠に君だけを待っているよ

この

きれいで澄んだ場所で…

2004/09/22 (Wed)

[7] 青い思い出
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ねぇ君と出会えたこと

間違いじゃなかったって
思ってていいよね

確かに二人

ぃつもすれ違ってばかりだったけど

確かに愛があったって
信じてていいんだよね

私の気持ちばかり押しつけてたのかも知れない

私の気持ちほど君には愛されてなかったのかも知れない

だけど君と居る時間
私にとって一番幸せだったの
それだけは確かな真実だから

私を好きだと言ってくれたあの時の景色だけ

今はもう思い出せない

君を好きなこの気持ちだけ心に刻み込まれてて

君以外を愛せずに…

2004/09/22 (Wed)

[6] 雪空
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君以外の誰も愛せない

あれからもうあの時と同じ季節
何度も過ぎたのに

君と同じ
素直でもなく真っすぐでもない
けれど愛を感じさせてくれる愛し方

出来る人なんてどこにも居ないよ

どうして離れてから気付くの

傍に居る時に
解り合いたかった

不安を抑えては強がり
笑顔で隠してた

そんな私をちゃんとわかって傍に居てくれた

だけど
消えないの

一度犯した間違いは消えない
そのこと私が一番わかってたの

私が君を嫌いになるまで

君は傍に居てくれると言った

そうやって私を気遣う姿…

いつも心の傷にしみてきた…

耐えきれなかったけど

君を嫌いにはなれなかった

君が出会うの

私じゃなければきっと幸せになってたね

ごめんね…

だけど真ん中とは言わないけど

心の片隅にでも

私を忘れないでおいてほしいよ…

私たちが過ごした短い日々を
辛い事実でもちゃんと残しておいてほしい

いつか私たち

この空に旅立つ時に

なんとなくでも思い出せる程度で構わない

ただ
ただ全く忘れたり
しないでね…

2004/09/18 (Sat)

[5] 
詩人:優心 [投票][編集]

君と出会ったあの時

私は運命を感じたの

初めて話して交換した番号

その夜君のことで頭がいっぱいで

高鳴る胸抑え切れぬまま眠りについた

やっと運命の人に出会えたんだと

それからの毎日は輝いていたよ

君の些細な一言に傷つき泣いた日もあった

君からの小さな一言に嬉しさを覚え胸が高鳴ったりもした

毎日そんな風に流れていく中で

君はいつも私の真ん中に居ました

君という存在がなければ

私はもうここに居れなくなってたの…

いつか二人はひとつになれるものと信じ

疑うことはなかったのに…

きっとどこかに不安があったんだ…

不安に負けた私は

君を失うことを一瞬でも平気だと

そう思ってしまったから…

違う人と肩を並べて歩きながら

私の心は君を想ってた…

それに気付き全てを捨てた時には

もう遅かったんだね…

前のような優しい君ではなかった

受話器から聞こえる声は

まるで何かに冷めたかのように
冷たく痛いものだった…

出会った頃の様に
楽しく笑い合えることは

きっともうないんだね…

切なさだけが込み上げて…

今ある二人の間の壁は

まだ薄いものだと信じたい…

壊したいよ…

この消しようのない
君への愛で…

2004/09/15 (Wed)

[4] 冬の空
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黙って泣かせて…

慰めなんかはいらないから

冷たく別れの言葉を吐いたんだから

最後まで冷たさを通してよ

私の心はもう戻らないのよ

君を愛しすぎたから…

君と出会う前の
普通の心には戻らない…

どうして君は
また新しい心を持てそうなの?

私と居た頃の

私を愛してると言ったあの頃の

あの心

君はもう捨ててしまったの?

愛してると言った言葉は嘘じゃない

そんな言葉なんかほしくない

もう君のどんな優しさも

どこかに冷たさが入っているの…

優しくされればされる程

君は私を傷つけてるの

半端な優しさを

もう私はほしくない

さようなら

君と居た日を消せずに

私はどこか

君が来ることのない場所へ行きます

2004/09/14 (Tue)

[3] 
詩人:優心 [投票][編集]

君と過ごした時間

今でもはっきり記憶してるよ

何度も何度も忘れようとしたのに…

君のこと忘れた時など一度もないから…

二人が別々になったあの日

私は眠れず泣き続けたの

最初から今までのこと
短い日々なのに

きりなく甦る

泣き続けて

泣き疲れて…

心も涙も乾いていった

乾いた涙は流すことも出来ず…

悲しみだけが
ただただ心に刻まれて…

こんな悲しみ…

どうやって消せばいいの

君が傍に居てくれる…

ただそれだけでよかったのに…

君を裏切ったのは私

私が悪いの
よくわかってるよ…

それでも君しか愛せない…

今でもこれからも…

私は君以外
もう愛せないから…

2004/09/14 (Tue)

[2] 君だけ
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君が最後に投げ掛けた言葉

今でも私の胸に残ってるよ

恨んでるわけでも
むかついてるわけでもない

ただ後悔しているだけ…

どうして君をもっと大事にしてあげられなかったの

君程好きになれる人…

やっぱり現れないから…

君を忘れるため普通に恋も何度かしたけれど

一つの恋が終わりを告げる度

私は君を想う日々

君と離れたあの日程

涙を流す恋はしてないよ

ねぇ

ごめんね

あの頃君の優しさに

私は少しも気付いてなかった

純粋で真っすぐで

そんな君を傷つけたのはこの私…

そんな君を裏切ったのはこの私…

二人が戻れないこと…

私自身が一番よくわかってるよ

今君は昔のように

あの笑顔で笑えて居るのかな…

私じゃない

他の誰かと…

君が二度と傷つかないように

私は祈り続けたい

お願い私のように…

あの人をもう誰も傷つけないで

あの人の

心はとてもきれいなの

子供の頃のまま…

純粋に人を愛せる人


好きでした

誰よりも…

きっとこれからも…

2004/09/11 (Sat)

[1] 消去
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君を知ったあの日から

君を忘れた日なんてなかったよ
毎日一晩中…私の頭には君しかなくて
君のふとした言葉や行動に傷つき

振り回されるのはもううんざり

何度も離れること考えたの

胸が痛くて苦しくて

だけど君は相変わらずで

私が消えそうになっても

君は何も変わることなかったね

大きく構えたその態度が私の心を掴んでた

君は私を

それ程までに必要としていないでしょう?

そう言い残し私は君の元を去りました

晴れた夜の空に
小さく光る星を見つめながら

新しい道を歩もうと

それなのに…

なのになぜ君は私を追いかけたの…

もう遅いよ…
少ししか離れていないと

安心した顔を見せないで

君が追いかけてくるのが早かっただけ

私はいつもの歩幅で歩いていたよ

そう…強いて言えば時々立ち止まっただけ…

離れることやっと出来たのはこんな遅くだったのに…

また同じ傷を負うかも知れないとわかっていながら

やっぱり傍に居ようなんて

数秒で決めた私

私が君を愛してる心…

大きさも深さも君は全てを知っていて

惑わさないで…

違う…

君は不器用なだけ

人より少し恥ずかしがり屋だから…

そうやって…

いつもいつも私は騙されてゆくの…

君のその…

消去など出来ない優しさに

傷つけるなら傷つければいいよ

もう恐がらない

君にならぼろぼろにされてもいいよ

それだけ愛してる

この心も

すでに消去出来ない

2004/09/08 (Wed)

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