詩人:雨ん坊 | [投票][編集] |
いらしゃいませ〜
「この店、初めてなんだけど…」
私も初めてよ
「君の名前は」
エリザベスだす
「何処に住んでるの」
あんたは警察かい
「君は何歳?」
大きなお世話だっちゅうに
客をおだてて
指名をとらなきゃ
わっしょい!
わっしょい!
「ボトル入れようかな」
ドンペリ入れてよ
わっしょい!
わっしょい!
「携帯番号教えて」
営業用でよければ
わっしょい!
わっしょい!
お客さん、時間延長しますか?
わっしょい!
わっしょい!
「俺、明日仕事なんだ」
わっしょい!
わっしょい!
私は休みよ
わっしょい!
わっしょい!
詩人:雨ん坊 | [投票][編集] |
去りゆく
季節と共に
時は 流れてゆく
忘れたい思い出が
心の中を
擦り抜けてゆく
あの頃の君が
胸の中
擦り抜けてゆく
春の風のように
香りだけを 残して
詩人:雨ん坊 | [投票][編集] |
過ぎる時間が
早いのは
大好きな あなたが
隣にいるから
加速する心臓の音が
あなたに
聞こえないように
熱くなる胸を
そっと 抑える
あなたに
気付かれないように