詩人:雨ん坊 | [投票][編集] |
さようならだけは
涙を隠す
つもりだったのに
不安定な霧が
あなたの
後ろ姿を
隠す
悲しくて
見えなくて
泣きたくて
霧が雨に変わり
雨音が
泣き声を 隠す
詩人:雨ん坊 | [投票][編集] |
お帰りなさい
お仕事 お疲れさま
疲れたでしょう
今日は ゆっくり 身体を休めて
おやすみなさい
また あした
あなたの笑顔を
見せてね
あ・い・し・て・る
なんて こんな時計が あれば
すぐに 寝ちゃうのに〜
おい!
書類が 溜まってるぞぉ
いつまで 寝てるんだぁ!
目覚まし時計が
眠気を覚ます
詩人:雨ん坊 | [投票][編集] |
「大丈夫だよ」って
言ったけど
君の愛犬に 吠えられ
君のお父さんに
噛まれた
次の日は 重装備で
愛犬に 顔をナメられて
君のお父さんに
吠えられた
あと もう少し
今度は 普段着の僕で
お父さん・・・
詩人:雨ん坊 | [投票][編集] |
海と空は
果てしなく 青く
近くて 遠くて
お日様は
少し あたたか
風は
ちょっぴりいじわる
砂浜は
やわらかいじゅうたん
空気は
海藻の香り
波は
心地よい子守唄
砂浜で遊ぶ 子供達
楽しそうに 砂浜を歩く
恋人達
ワンちゃんと散歩中の 老夫婦
砂浜に座って
微笑んで 見ている私
そんな自分を
病室のベットの中で
眺める
詩人:雨ん坊 | [投票][編集] |
もしも僕が 化け物だったら
どう思う?
君は
化け物の赤ちゃんが
産まれるかもねって
笑顔で答える
その一言で
すべてが 吹き飛んだ
君のもとへ
橋を渡る