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雨ん坊の部屋  〜 投稿順表示 〜


[226] 「田村草」
詩人:雨ん坊 [投票][編集]

もしも

生まれ変わったら
花になりたい

誰も知らない場所で

私だけ
こっそり咲くの

あなただけに
見つかるように



そう 願って。

2008/10/20 (Mon)

[227] 生と死の狭間
詩人:雨ん坊 [投票][編集]

死にたいと思う
友が居た

病気と闘い
生きたいと願う
友が居た

二人は もう
いない



僕は・・・

2008/10/20 (Mon)

[228] タイミング
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あの時

私を 引き止めて
欲しかった

もう 遅いよ


時間のズレは
全てを変える

今は

あなたは 他人

2008/10/22 (Wed)

[229] 霧雨
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さようならだけは

涙を隠す
つもりだったのに

不安定な霧が

あなたの
後ろ姿を
隠す

悲しくて
見えなくて
泣きたくて

霧が雨に変わり

雨音が

泣き声を 隠す

2008/10/27 (Mon)

[230] 背中
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また

逢えるよねぇ?

2008/10/27 (Mon)

[231] どっちが大事?
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話したい事
いっぱい あるのに

逢うと二人は
いつも 口喧嘩

あなたは
友達が多くて


私は いつも
一人ぼっち

2008/10/31 (Fri)

[232] 眠り時計
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お帰りなさい

お仕事 お疲れさま
疲れたでしょう
今日は ゆっくり    身体を休めて

おやすみなさい

また あした
あなたの笑顔を
見せてね

あ・い・し・て・る

なんて こんな時計が  あれば
すぐに 寝ちゃうのに〜

おい!
書類が 溜まってるぞぉ
いつまで 寝てるんだぁ!
目覚まし時計が

眠気を覚ます

2008/10/31 (Fri)

[233] 「娘さんを、ください」
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「大丈夫だよ」って
言ったけど

君の愛犬に 吠えられ

君のお父さんに
噛まれた

次の日は 重装備で

愛犬に 顔をナメられて

君のお父さんに
吠えられた


あと もう少し

今度は 普段着の僕で


お父さん・・・

2008/10/31 (Fri)

[234] 
詩人:雨ん坊 [投票][編集]

海と空は

果てしなく 青く
近くて 遠くて

お日様は
少し あたたか

風は
ちょっぴりいじわる

砂浜は
やわらかいじゅうたん

空気は
海藻の香り

波は
心地よい子守唄


砂浜で遊ぶ 子供達

楽しそうに 砂浜を歩く
恋人達

ワンちゃんと散歩中の  老夫婦

砂浜に座って
微笑んで 見ている私


そんな自分を



病室のベットの中で
眺める

2008/11/04 (Tue)

[235] 迷い橋(最終回)
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もしも僕が 化け物だったら

どう思う?




君は

化け物の赤ちゃんが
産まれるかもねって

笑顔で答える

その一言で
すべてが 吹き飛んだ



君のもとへ

橋を渡る

2008/11/10 (Mon)
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